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【沖縄を千円で大冒険③】#9

オンライン授業を片面にNetflixを片面に観る事に罪悪感を感じなくなっていまっているバッハです。

ちゃんと課題出してるし良いよね。

なんかこっちの方がストレスフリーで好きだわ。

個人的に大学って人が多すぎるから行くだけでストレスあったわ。
(精神参ってるとか、コミュ障ではありません。むしろその逆)

さあ今日は沖縄千円生活の3日目、後半戦に突入していきます!!

すでに二日間の出来事は前の記事で話してきました。
かなり様々な展開があって読んでて楽しいと思うので、ぜひそちらもどうぞ!!

今日が沖縄編ラスト記事です!!


3日目の朝、沖縄県は恩納村仲泊ビーチで朝を迎えました。

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その日の天気予報が午前10時から雨だったので、それまでになんとかヒッチハイクして、次の目的地である名護に向かおうと作戦を立てました。

8時に前の日降ろしてもらった道の駅まで行き、駐車場に止まっている車を狙おうと思いました。

そしたらそこの営業開始が10時からで全く車がなかったんです。

ヤバイ、10時営業だと雨が降ってきちゃう...。

この時点で選択肢は二つ。

①10時まで道の駅で待って営業開始とともに来た車をヒッチハイクする

②雨降るまでに国道58号線沿いでヒッチハイクする


ただ仲泊の国道58号線は車を横につけれるような場所、いわゆる路肩がなかったので、

ヒッチハイク成功できる条件は、その車の後ろから全く車が来てないうちに乗る事でした。

朝の国道です、かなり混んでます。

でも希望を信じて紙を掲げ続けました。

そしたら一台だけ車が向かってきたんです!!

"おっしゃ、頼む!! "

そしたらなんと道のど真ん中で止まってくれたんです。

車が来ないうちに急いで僕らは乗りました。

関西から仕事で沖縄に来ていた社長さんでした。

ちょうどこの日は仕事オフで那覇からレンタカーで北上していたところに
ヒッチハイク拾っていただきました。

なんと朝ごはんをまだ食べてなかったらしく、お洒落なカフェに連れて行っていただき、貧乏旅の僕らでは全額出しても食べれないような美味しいスペアリブ弁当をご馳走になりました。

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名護に行って今日また100キロ南下して那覇まで戻る事を社長さんに伝えたら、

"僕も夜には那覇帰るから、時間と場所教えてくれたらまた拾うよ!!"
とのこと。

え、、何が起きた?

名護から那覇までヒッチハイク100キロの心配がなくなりました。

"また何時にどこどこでお願いします!!"

名護のとあるゲストハウスで降ろしていただきました。

アポなしでゲストハウスに行って、旅の事情を伝えて働かせていただきたいと若者の冒険精神で突っ込んで行きました。

時はすでに14時近く、チェックインの準備も終わり、スタッフの大部分の仕事は終わった頃で、僕らにできることは今はないとのことでした。

オーナーは旅人で僕らに色々なアドバイスをしてくれました。

また戻ってきます!!

とりあえずその場所が郊外で観光できる場所が何もなかったので、
バスで市内まで戻ろうとした。

バスは1時間に一本。

まだ時間はある、ちょっと雨が降ってるからどっかで雨宿りしよう。

バスの定刻時間前にバス停に行った。

定刻になっても過ぎてもいくら待ってもなぜかバスが来なかった。

え、どういうこと??

でもいくら待っても来ないし、市内に歩いて向かいながらヒッチハイクを始めました。

雨がこれ以上強くなると歩くこともままならない。

頼む、今のうちに誰か拾ってください...。

500メートル近く歩いたところだったかな、車が目の前で止まりました。

おばちゃんとおばあちゃん親子の二人組でした。

その時すごく喉が乾いていました。実は僕は旅で一回も水買ってませんでした。

店に入った時に15杯くらい水をお代わりして一度に1日分の水を摂取していました。

なんと旅の事情を説明すると、手元に持っていたシークワーサーを30個近くいただきました!!

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今一番必要としていた水分っ!!

その場で頂きましたが、ものすごくみずみずしくて爽やかでおいしかったです!!

雨が強くなってきたので、市内の携帯ショップで降ろしていただき、携帯を充電することにしました。

どんどん雨が強くなってくる。傘を持ってる人が雨宿りするレベル。

とりあえず充電終わるのを待とう。

コロナウイルスのニュースがテレビに流れていて、
ひたすらそれを観て待ちました。

お店の人が、"充電終わりましたよ〜" と伝えてくださり、携帯を受け取り外に出ると

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なんと!!

なんとーーーー!!

雨が止んで天が開けていました。

このタイミングで止む!?

"さあ準備は整った、旅を再開しなさい"
と言われている気分でした。

名護の海岸まで数キロ歩きました。

3日間の出来事を思い返しながら、気づいたらビーチにつきました。

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この3日間良いことも悪いことも何回も繰り返したけど、

沖縄の大自然に触れた時に、いつもそれがまだ頑張ろうって思うモチベーションになっていました。

社長さんと合流し、まっすぐ那覇の国際通りまで戻りました。

"君たち一緒にステーキ食べよう!!"

えーーーー!!なんでそんなに良くしてくださるんですか?

僕たちは訳もわからず社長さんについて行き、超高級な夜ご飯をしました。

沖縄最後の夜ご飯。

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沖縄千円生活、本当にできると思わなかった。

感謝いっぱいの中、社長とお別れをし、最終日の宿を探しに行きました。

そしたら相方が急に体調を崩し始め、外での宿泊が困難だと判断しました。

"ちゃんとしたホテルに泊まろう。”

千円生活が最後の夜で崩れました。

悔しかったです。

あと1日でコンプリートだったのに!!

でもよくよく考えると、僕がしたかったのは

千円生活を通して、大自然を味わうこと、人々の温かさに触れること。

振り返ってみたら、それらのものはフルで体験できていました。

だから最後形が崩れちゃったけど良いや!!

最後の夜ホテルに宿泊し、次の日には相方は体調を取り戻しました。

なんと最終日、あの社長さんがまた国際通りから那覇空港まで送ってくださいました。

最後の最後まで波乱万丈な4日間でした。

沖縄で出会ってくださった全ての皆さん本当にありがとうございました。

人間として成長したら、いつか再開した時に恩返しさせてください。

綺麗な沖縄がこれからも続きますように。

#希望よ届け
#旅する大学生

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