【旅人はまじ弱いが最高に強い】#14
最近お風呂に入りながら、携帯で温泉BGMを流すのにハマっているバッハです。
最先端なおじいちゃんみたいなことをしてます。
いや、マジで騙されたつもりで一回やってみてください。
温泉BGMかけて目瞑って温泉に浸ってるのをイメージするんです。
はい、もう見えたでしょ。ここは温泉です。
詐欺師っぽいトークはここまでにして、
今日は旅人は弱いけど、強いぜ!! というお話をしたいと思います。
旅人って皆さんどんなイメージありますか?
お金あるの?
仕事してんの?
体力はありそう etc...
まあこんな感じですかね。
つまり社会的弱者に見られていることが多々あるんですね。
これに対する答えは、"自らを社会的弱者にしている" です。
自分で自分を弱めているんです。
ポイントは意図的にしていると言うことです。
もちろんそうじゃないことも全然ありますが、
今日は、旅人は自らを社会的弱者にしている前提で話していきます。
なんで旅人は自ら弱い存在になると思いますか?
人は支え合って生きていくことが大切だから
でも、自ら弱い存在になるのって勇気がいるんです。
最初は恥ずかしいって思うんです。
自分の負けを認めたくない!! って思うんです。
勇気を振り絞った結果には最高の賞が待ってるけど、
その途中は荒々しい道のりかもしれません。
旅に出ると、いやでも自分の不完全さに気づくんですね。
どれだけ自分の世界が狭く、常識に囚われすぎてたかを。
いつまで経ってもその国の紙幣種類を覚えられず、ずっと一番大きい紙幣ばっか出し続けて財布がパンクするほど小銭で溢れかえったり。
駅でチケットを買いたかったけど、日本とシステムが違いすぎて30分くらいうろたえていたり。
一見高級そうなベトナムのレストランで出てきたスープの中にハエがおもっきり入っていたり。
いわゆるカルチャーショックとでも言いましょうか。
僕はこれを自らを弱さに晒す体験と呼びます。
海外行くと分からないことだらけの瞬間になってとてつもない恐怖感に駆られる瞬間があります。
特に僕は一人旅や2,3人旅が多いのでそう感じやすのかもしれません。
団体旅だったら全部会社が手配してくれるけど、
旅は基本全部自分で考えて行動していかなければならないんです。
考えれば考えるほど、便意を催して漏らしそうになります。
ある時思ったんです。
現地の人って助けてくれないのかな?
今までは自分で頑張ってたけど、次から分からなかったら潔く諦めて現地の人に聞こうって思いました。
そしたら人って旅人に優しい遺伝子構造なんですかね?
みんな助けてくれるんですよ!!
いや、まあ例外はあるかもしれないですけど、
必死で聞きに行ったらめっちゃ神対応してくれることが多かったですね。
旅人は弱さを晒すことで恥を感じたり、勇気がいるかもしれないですが、
その国の人々を味方につけることができて誰よりも強くなれるんです。
心理学的に言うと、"アンダードッグ効果" です。
川に溺れかけている犬を助けたくなるように、弱い立場の人、不利な状況にある人を助けたくなる効果のことです。
変に強がっていたら助けてもらえないと言うことです。
助けが必要なら、助けてください!! と頑張って言ってみましょう。
言わない限り気持ちって届かないんですよね。
僕も旅人として、人間として弱さを隠さずに助けを求めて生きていきたいと思います。
そして助けを乞うだけでなく、助けることがもっと大事です。
なぜ人は人を助けるのか?
考えたことあります?
僕は考えたことあります。
僕なりにたどり着いた結論は、そうやって世界が回ってるからでした。
助ける理由なんていらないと思うんです。
僕は損得感情で人助けをすることだけは一生絶対にしたくないと思っています。
助けてやったんだから、いつか助けろよって言うのは、実は弱いものいじめをしているようなものじゃないでしょうか。
本当に助けを必要としているなら助ける。以上。
聖書にサマリヤ人が敵であるユダヤ人を助けた話が出てきます。
彼が敵を助けた理由なんてなかったと思います。
目の前で死にかけている人がいたら、敵でも同胞でも助ける。
それが人間の生き方。
お互いの弱さを受け入れあい、親切にし合う。
そうやってこの瞬間も世界は回っています。
さあ、今日も自分にできる人助け何か探してみようかな。
今日も良い日をお過ごしください!!