【旅を失い"人"になった旅人】#6
洗濯物が溜まった時に限って雨がよく降ってテンションがちょい下がりなバッハです。
実は1日過ぎてしまったんですが、昨日5/16 は旅の日でした。
1689(元禄2)年3月27日(新暦5月16日)、松尾芭蕉が「奥の細道」への一歩を踏み出した日です。
せわしない現代生活の中で、「旅の心」を大切にし、旅のあり方を考え直そうと、日本旅のペンクラブ(旅ペン)が1988(昭和63)年に制定しました。
旅のあり方を考え直そうとの目的で制定された日なんですね。
ちょっと今日はコロナで旅に出ることができない"旅人" のあり方について考えていきたいと思います。
僕はコロナ騒動が大きく前までフィリピンとアラブ首長国連邦とエジプトに2週間旅に行っていました。また旅での経験は別の記事で書こうと思いますが、日本に帰国して10日くらい後には世界中がコロナパニックで大変なことになっていました。
なんとか無事に帰国することができて良かったです。
帰国してから基本1日中家にいる自粛期間が始まりました。
超アウトドアーで旅が大好きな僕は何をして時間を潰して良いか分からず廃人になっていきました。
お昼まで寝てご飯を食べる時以外は布団の上でゴロゴロしながらYoutubeを観たり、Netflixを観たり...etc。
そんな生活をしていると、悪いことはしていないのになぜか心に中に罪悪感が溜まっていったんですね。
"変わらないと...。"
僕の心の中に常にこの言葉が追いかけてきました。
でも何をして良いかわかりませんでした。
どう変わったら良いんだ、自粛期間何ができるんだ...。
しばらくして、もう一つの想いが心に浮かびました。
"希望を届けなさい。"
そうだ、これだ。
言葉をはるかに超えた直感的論理が頭を駆け巡り、僕は気づいたら立ち上がっていました。
僕は自分の想いを言語化したいと思い、イスラエル🇮🇱に住んでいる仲の良い友達とインスタライブをしました。
お互いの想いを語りに語って気づいたら夜中の3時になっていました。
インスタライブって配信者には誰が観ているか確認できるんですが、そんな夜中の3時まで最後まで見てくれていた猛者が一人だけいたんですね。
僕はすごく感動したのと同時に、1人の人の共感が生む力ってすごいなと思いました。
SNSって"いいね"できるけど、どれくらいの気持ちで"いいね"してるかって分からないですよね。
全部読んでほんまに"いいね!!"って思って押すこともできるし、流し読みして適当に"いいね"を押すこともできるし。
共感の質ってSNSでは定量化しにくいんですが、インスタライブを夜中に何時間も見てくれているのはとてつもない共感やな!!って思ったんです。
僕のメッセージが届いた!!希望が一人の人に届いた!!
と思って僕はコーラ一気飲みでもフルマラソンでもできるんじゃないかって思えるくらい嬉しくなりました。
そこから僕の人生のフェーズが一つ上がっていきました。
そこからどう行動したか、どんなイベントをしたのかはまた違う記事で具体的に話したいと思います。
今日話したいメッセージは
"人間として成長しよう。"
僕は旅人から旅が失われ "人" になって、人間としての真価が問われてると感じます。
僕たちは旅人である以前に人間なんだ。
旅をする人間なんだ。
旅ができなくなって大事なことに気付きました。
皆さんも大好きな、趣味ができない状態かも知れないです。
"人間として成長する時間" として自粛期間楽しみませんか?
普段忙しなく生きていたら自分の気持ちと向き合う時間はなかったかも知れません。
でもおうち時間でゆとりがある今は考えることができるはずです。
ぜひあなたが考えたこと、気づいたことを家族や友達に話してみて下さい。
すごく楽しいですよ。そして自分の想いって自分が思っている以上に貴重なものなんだって気づくことができます。
本読んでインプットして、誰かに感想を話してアウトプットするのでも良いし、やり方はなんでも良いですよ。
普段考えないようなこと、目を留めないようなことに注意を向けてみると新しい発見があり、人間として成長するきっかけになるかも知れません。
旅ができない旅人は今人として成長するチャンスです。
今成長してコロナ収束後に質の高い最高な旅をしましょう。
早く旅ができる日を待ち望んで今日も僕は生きていきます。
PS. コロナちゃん残業は良いから早く上がってね〜。