現役ネットワークエンジニアが小事業者向けに低コストで導入できる製品を選定してみた。
こんにちは!
AKIRAです!
コロナの影響でリモートワーク勤務されている方が多いと思います。
その際にネットワーク環境を整備される事業者が大半を占めると思いますが、一般家庭に導入されている製品を流用をしていないでしょうか。
一般家庭で使用される製品では、
セキュリティ設定が不十分であったり、事業用で使用すると動作安定しないものが多くあります。
今回は小規模事業者受けの低コスト(数万円程度)で導入できる製品を紹介します。
0.構成を検討してみる
構成を検討する上で、考慮するポイントは大きく以下になると考えられます。
・有線及び無線が利用可能
・セキュリティアップデートが自動配信されること
・機器の状態が確認できる
・費用が安い
上記に焦点を当てながら構成を検討します。
1.構成図
CiscoMerakiGoをベースに以下、構成図を検討した。
スイッチングハブは以下構成図では2台用意されているが、環境に応じてどちらか(もしくは必要なし)を選択すればいいと思います!
2.機能解説
CiscoMerakiGo製品で使用される主要機能を以下記載する。
・自動アップデート
CiscoMerakiGo製品は無償でアップデートされます。
セキュリティの脆弱性が発見された場合もアップデートされるため、セキュリティのリスクを抑えることができます。
・クラウド管理
CiscoMerakiGo製品はスマホアプリにて機器登録や管理を行います。
セットアップも簡単で設定変更や機器監視もスマホアプリで確認することが可能です。
・アラート監視
各機器がダウン(正常に通信ができない状態)時に登録したメールアドレスに通知することができます。
不具合をすぐに認知することができます。
3.機器解説
セキュリティゲートウェイ
インターネットと事業所ネットワークの堺目に設置する機器
クラウド管理となるためセキュリティアップデートが自動的に行われます。
アクセスポイント
無線LAN機能を提供する機器
デザインが個人的に好きで機器状態をLEDで確認することができます。
スイッチングハブ
有線LANにて端末を使用する際に使用します。
無線LANのみを使用する際には不要かもしれません。
8ポートと24ポート製品があります。
4.おわりに
CiscoMerakiGo製品は低価格&管理をスマホアプリで管理できるため、比較的フットワークの軽い小規模事業所向けであると思います。
またエンジニアによる専門的な設定が必要ないため、SE費用(工賃)を抑えることができます。