歴史を破壊する異形の存在。ディスペクター
クリスマス大会の決勝。
今夜の決勝は血の気多いaporoとその真逆に位置する冷静な蛇猫の戦い。
aporo「さー‼︎楽しんでこーぜ‼︎‼︎‼︎」
蛇猫「待て、落ち着け」
と性格もデッキも真逆な2人。面白そうな戦いになりそうだ。
1戦目はどんどん行くぜーと早めのRX、アルモモを決め、蛇猫の動きを封じaporoが勝利し、
2戦目はaporoの猛攻に対し、"S・S・S"と"ミステリーキューブ"をトリガーさせ、カウンターを決める。
ミステリーキューブから現れたのは、"暗獅連結 グレイテスト・ネルザ"
蛇猫のデッキは5cディスペクター。
盤面に強力なクリーチャーが出ればもう勝利は目前だ。
ネルザからさらに墓地からミステリーキューブを唱え更に盤面を広げて畳み掛け2本目は蛇猫に。
勝負は3本目まで来た。
ここまでの試合から2人のデッキを紹介しよう。
aporoは通称aporo閃。面白いのはキャンベロレッゾやアルモモなどモモキングRXを軸に考えられたドキラゴン閃
ミッドレンジに戦えるように地龍神の魔陣、定番の勝太カツキングなどデッキの回転も意識してるaporoの感覚値からチューンされたデッキだ‼︎
対して、蛇猫のデッキは受けて返す。5c‼︎
ありとあらゆる種類のカードが入ったこのデッキは王来編が始まってからコツコツ積み上げてきたデッキだ
幾度もこのデッキを見てきたが、筆者も遊ぶたび細部に変更点があるこのデッキはまさに蛇猫の愛機だろう。
そんなクリスマス大会、最後の一戦。先行は偶奇で決め蛇猫から
2ターン目。アンタップインマナを埋め、蛇猫が地龍神の魔陣をプレイ。
3枚見てヒャクメ-4を埋めてターンを終了。
そのまましばらくはマナチャージ終了が続くが5ターン目aporoが畳みかける‼︎
一戦目の様なRX、アルモモを決め蛇猫に襲いかかる。
3枚の中にトリガーはあるのか?…
「トリガーS・S・S」
アルモモの呪文ロックをくぐり抜けなんとか除去に成功した蛇猫だが、依然気は抜けない。
返しの蛇猫のターン。獅子王の遺跡を埋めて、"ロスト・Re:ソウル"‼︎
手札が空になったaporoはトップから何を引くか?
ドロー‼︎
トップ"龍装者 バルチュリス"‼︎
リーサルを作ったaporoはもう迷いは無い‼︎
トリガーが無ければ勝ち‼︎
RX2点‼︎‼︎
しかし蛇猫の盾は強すぎた
"S・S・S"と"蒼龍の大地"‼︎
S・S・Sでaporoの盤面を空にし、蒼龍からヒャクメを出し、準備を整えた‼︎
これ以上出来る事は無いaporoはターンを終了。
ここから蛇猫のターン
ササゲールを使い召喚したのは"終末縫合王 ミカドレオ"
その能力で4枚捲る。aporoにとっては運命の4枚だ
"禁時混成王ドキンダンテXXII"
"砕慄接続 グレイトフル・ベン"がヒット
強力ディスペクターがaporoに牙を剥く‼︎
ベンの効果でマナからヒャクメ-4を出し、ターンを終了。
手札が無いaporoは引いた地龍神の魔陣を使いミラダンテXIIをマナに埋めてターン終了。
ドキンダンテがいるこの状況でなんと皮肉な状況だろうか
蛇猫の最後の行動は先程出したヒャクメ-4をササゲールしてマナから"零獄接続王 ロマノグリラ0世"を召喚し、返しのターンのEXウィンを狙う。
当然この場を返せる訳無く蛇猫のEXウィン。
クリスマス大会は蛇猫の優勝を飾ったのだった‼︎
winner:蛇猫
今一度蛇猫のリストを見てもらおう。
身内びいきに聞こえるかもしれないが、僕個人の感想としてこのリストはとても好きである。
"らしさ"が感じられる僕が思う"かっこいい"構築だと思う。
ガチ目線で言ったら変更点なんていくらでもあるかもしれないがこれでいいのだ。
蛇猫は学生。自分のおこづかいで組める中で組んだデッキだ
このデッキを王来編から地道に改造して改造して今このリストと蛇猫というプレイヤーがある。
僕は知っている。
一つのデッキを使い続ける事の強み、大切さを。
僕は知っている。
好きなデッキで勝つ事の嬉しさ、また勝ち続ける事の難しさを。
サーバー大会とはいえ好きなデッキで優勝出来た事が自分の事の様に嬉しい。
青魔道具や黒単アビス、4c邪王門など環境デッキがいる中勝ちとった蛇猫のこれからに期待しよう。
今回も協力してもらったかりんさんのYouTube↓
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