元気に子供が走り回るのは邪気払いです。
2024年も残すところあと2ヶ月となると一年の厄を祓い新しい年を迎えたいと思う人は多いかと思います。
大晦日から元旦の二年参りは、日頃、信心がなくても、一般的な日本人ならイベント的にお参りに行かれると思います。
しかし、今回はそんなイベント的な話ではなくて日常的な厄払いのお話しです。
それはどんなお話かといえば、子供たちが元気に走り回るということが厄払いになるということを皆さんはご存知でしょうか?さ
昨今では、子供が少しでも元気よく走り回っていると発達障害の疑いなどと言われてしまいますが、本来、子供は元気よく走り回るもので、その元気の良さに昔の大人達は子供達の健やかな成長を目にして喜んだものです。
そして、子供達のエネルギーに満ち溢れた元気の良さで周囲の陰気な空気を一気に払ってくれます。
座敷童子なんかはまさにその顕著な例です。家の中で目に見えない座敷童子がイタズラをして回ったり元気に走り回っている家は栄えると言われています。逆に座敷童子が去った家は衰退するのです。
身近な話ですが、最近、とても元気な2歳の男の子を連れたお客さんが訪ねてきてくれました。お母さんが相談をしている間、その男の子はわたしの家の中を元気に飛び回って遊んでいました。別の部屋にあったバランスボールを昭和の小学校の運動会にあった大玉転がしのように廊下を転がしてきたり、猫のいる部屋を覗きにきたりとしていて、お母さんは昨今の世情のせいか恐縮していましたが、わたしは家の中に陽気な空気が満ちていくのを感じることが出来ましたので、危なくないように気をつけながらも自由に遊ばせていました。そうするとわが家のシニア猫のぶーちゃんが最近で一番元気になってご飯はよく食べるし、お散歩もするしイキイキとしていました。やはり、子供の陽気なエネルギーを感じて元気になったのだと思います。そして、その夜にご無沙汰だった企業さんからの仕事の依頼が来たのも偶然ではないでしょう。
子供は元気が一番です。
子供を大人の事情で抑え込んで後々にご苦労を背負わないようになさってくださいね。それは自業自得ですよ。