愛猫のぶーちゃんのいない年末
愛猫のぶーちゃん（享年25歳オス）が師走の満月の日に私の腕の中で静かに息を引き取り、あれよあれよと大晦日まで3かとなったお天気がいいお昼時に久しぶりのブログを書いています。
報道カメラマンだったり、老人ホームの施設長だったり、身内のことだったりと人間の死には慣れているつもりなので、それほど気持ちの動揺はないものと思っていましたが、どうにもこうにも気持ちが晴れてこない。
それでもありがたいことに占いの相談予約は常に満員御礼と絶え間なくお客さまが訪ねてきてくださるので、できるだけ気持ちの整理をして相談には応えているのですが、たった一日4組だけの予約のはずなのに、疲れが抜けない。お客さまが帰られた後に、居間の炬燵にもぐって妻が帰ってくるまで眠り込んでしまっているこの頃です。
やはり、愛猫のぶーちゃんとの別れは死には慣れて鈍感になっていた私の心にも堪えていたようです。
思い返してみると、妻の家に婿入りすることになって、ご近所さんに挨拶回りする際に、ぶーちゃんが一軒一軒先導して歩いてくれたのです。妻もいままでそんなことをしたことがなかったと驚いていたことが胸に残っています。それから、畑仕事をするときも一緒、占いのお客さまが来たときは、お出迎えをしてくれたり、私が時間を過ぎて話し過ぎていると、「ごはん」と言ってにゃーとひと鳴きしてスケジュール管理もしてくれた相棒でした。
心のどこかに隙間風が吹いているような寂しさを感じてしまう2024年の年末です。
年中無休・一日4組限定・完全予約制