innovexで考える
台北視察ゼミの続き。
computexと一緒に開催されているinnovexへ。
こちらは
世界中の最先端のITテクノロジー、ビジネストレンドを紹介するフォーラム、革新的アイデアにあふれるスタートアップ企業によるピッチコンテスト、世の中を大きく変える可能性を秘めた様々な先端技術の展示などを通じビジネスマッチングの機会を提供。新たな市場の創出を図ります。
台湾政府が主導するイノベーションフォーラムに
イノベーションの
まずは、さすがと思ったのがIoTを使った猫型の猫飼育器。
餌や水の補給などを自動で行うらしい。
その次が、屋内での水耕栽培セット。
きっとや照明や水質管理、
お皿やストロー、サンダルまでつくっている
adventrip
googlemapと連携して、撮影した画像や動画を埋め込めるサービス。
個人旅行の様子や、プロモーション
https://www.facebook.com/adventrip.tw/
以上、ビビッきたもの。
ズラッと見て回って感じた共通点。
それは、まずは、すべて台湾の大学生チームの企画であること。
大学のアイデアベースでなく、実業として売り込むことが前提。
水耕栽培のキットはアメリカで売る計画をしているらしいし、adventripは今月から実際に台湾の観光地でローンチするという。
そして、どの学生でも英語でのプレゼンがマスト。
熱量も込みで、熱いプレゼンが伝わってくる。
余談だけど、台湾での商談が心理的に商談が低いな、と感じた。なぜなら日本語を話せる人が他の国と比べて多いから。今回のヒアリングでも、双方に英語で困ったタイミングでは、オフィシャルで日本語が話せる大学生がヘルプでスタンばってくれていて助かった
英語でいうと、印象的だったのが、賞金総額約300万円をゲットできるベンチャーピッチの決勝戦。
学生やもちろん、おそらく50代に近い人たちも、みんな英語でプレゼンをし、質疑応答も答えていた。
審査する台湾人の方たちも、全部英語でディスカッション。
言葉を壁を感じさせず、イノベーションを産む環境を自国に作り出そうとする気質、貪欲さを感じた。
いくつかあるトークセッションの中でのひとつに、イスラエルのスタートアップと台湾のベンチャーとのパネル。
英語について行けなくなって途中で退出してしまったが、スータトアップネイションとして実績のある国の担当者と、台湾の担当者が英語で議論をしている風景に度肝を抜かれた。
「内需が見込めない国だから、外に出て行くしかない」
会場や今回の滞在中に出会った台湾の人たちは、みんな誰しもがそんなことを口にしていた。
最初から海外を視野に入れて、大きな活動をできているかな。
ビックなアイデア、イノベーションを生み出すスタンスでいるかな、自分。
と省みるきっかけにもなりました。