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1人目デザイナーとしてスタートアップに入社した1年間。

こんにちは、こんばんは、あきらです。久しぶりにnoteを公開しようと思っています。私は今現在、株式会社ドクターズプライムという医療系スタートアップにて、1人目デザイナーとして従事してます。

そして恐ろしいことに、入社して1年が経とうとしています。
社会に出て3年目、そしてデザイナーとして歩み始めて約2年目。あまりにも時の速さが速くてびっくりしています。その速さにより頭の中身を忘れないようにと思い、今回デザイナーとしてどんな1年を過ごしたかを綴ろうと思ってます。

そして、私はとんでもなく文章を書くのが苦手です。(学生の頃は、国語が不得意人間でした。)
なので、軽く読み流す程度(目次だけでも)でもいいので、目を通していただけたらと思います。

ガムシャラに進む毎日

この1年間、本当にあっという間に過ぎていった。
どうせ毎年言ってるんじゃないの?って思われる方もいるかと思いますが、。
意外とそんなことなく、ただ、今年は本当にあっという間に過ぎていった。

そんなにガムシャラに過ごす毎日を送ることになったのは、やはり幅広い業務を任せてもらえることができる職場環境があったからなんじゃないかと思う。一人しかデザイナーがいないからという、単純明解な理由もあるかもしれませんが。

プロダクトのUIUXデザインをはじめ、コーポレートのリデザイン(今現在進行中)、社内やプロダクトプラットフォームで利用するグラフィックデザイン、採用やイベント周りのノベルティ・採用資料の制作、マーケ等で使用するチラシ・院内向けの手紙などのデザイン、施策のプロジェクトマネジメント。

そして、並行してデザイン学習や組織マネジメント学習など。まだまだ成長しかないものばかりでしたけど、少しづつ私自身の脳内に蓄積されてきたのかなと思う。

ふと孤独に感じる瞬間

前職は、福岡にあるデザインファームgaz,incでUIデザイナーとして従事していた。前職での組織メンバーの構成では、9割というか"全員がデザイナー"として構成されていた。
弊社では、メンバーは30名弱の規模感で組織が機能しており、その中でデザイナーはひとり。

いやいや、そんなことは入社前からある程度の覚悟はしてたし理解もしてたし、ただほんの少しだけ、ほんのちょっとその覚悟が甘かったなと思う瞬間がたまにある。

デザインに関連する悩みや不安が降りてきた時、少しは他のデザイナーならではの視点や意見もほしいなんて思うこともあったり、成長できているのだろうか、、ふと不安になることもある。

ただ、成長できていると思える足掛かりみたいなのが必要で、そうでないと私がやってきたことがなんだか水の泡になっていく。だからこそ、メモ程度で書き起こしている。それを振り返る時間を設けて言語化さえ出来て、かつ実行に移すことができていれば良いかと。

貢献するデザインとは

話は少しデザインの話へと。

"デザイン"
この言葉に限らずではあるのだろうが、誰かと語り合うと長い時間を過ごせるワードだと思いつつ、それだけ奥深いワードであり、所謂沼るワードなんだろうなと思う。
突出したデザインスキルをもつメンバーで構成される制作会社のなかで見るデザインから、事業を少しでも前に推進させ組織や企業の規模を大きくしていく中でのデザイン。違った視点で見てきたからこそ、少しづつ"デザイン"というワードが、私の中で形として形成されつつあるのかなと思い始めている。

今までの私のデザイナー像は、「自身のプロダクトやプロジェクトのクオリティを上げたい!全力でデザインしたい!」と思う、美化の立ち位置であると思っていた。だが、そのデザインを制作し上げるのに、果たしてどれだけの時間をかけているのか?それだけの時間をかけた分、ペイされるのか?今までその視点が足りなかったが故に、必要以上にデザインするのに時間をかけているシーンが多くあった。

必ずしも完璧である必要があるのか?極端な話、1pxのこだわりにユーザーはそこに気付くのか?その余分なリソースを割いてまでするべきなのか?
もちろん、こだわりや完璧間違いなわけではなく、ただ正解であるとも言い難い。

ここから言えることは、デザイナーとして、組織フェーズや事業の戦略に合わせたデザインを作り、価値創出しなければならない。来年は、よりそこに向けて日々の業務に取り組んでいこうと思う。

私が作った組織フェーズで変わるデザイン、それを愛し育てていこう。そのフェーズに合ったデザインへと。

この気付き自体がどうなのか、より他のデザイナーさんとも話をしたい。と思っている。
(このセクションを書きながら、ふとスペインにあるサグラダ・ファミリアを思い浮かべてた。)

自分自身の成長と課題

”成長”

デザインのみならず、対組織への関わり方も学ぶことができました。今年は夏頃に会社全体で外部の方をお招きし、組織マネジメントの勉強会を開催された。組織効力感・自己効力感をどのようにして向上させていくのか?をより具体で学び、これから急速に組織がスケールしていく中で、強固な組織へとなるべくための学習だったなと感じている。また、同時に私と向き合う学習にもなったと感じている。

私にとって、そしてあなたにとっての”べき論”はなんなのか?
"べき論"とは、その人の過去の出来事や感情が大きく揺れた際に形成されていくもので、自身のべき論を理解しマネジメントを取り組む上で大切である。このような学習を通して、今回のこの組織マネジメント研修は、自身にとって生涯学習となるなと感じた。

”課題”

デザインを通して組織や事業全体の価値創出という面において、まだまだ課題を感じており、それはまさに私自身の課題でもある。
組織の中でも、デザインが単なる制作物として認識されているのだろうと感じている。つまり、組織の中で依頼者と制作者という関係構造になっている。もっと、私は中にどっぷり入り込む必要がある。ディープダイブしなくてはならないと。そこが、私には足りなかった。この課題に対して、愚直に粘り強く行動していきたい。

2024 ends and 2025 begins.

2024年も残すところあと数日。皆さんはどんな一年でしたか?今年の脳内を振り返ると、サムネにある通りだったなと。モヤモヤしたり悩みや葛藤が多く視野も狭かった思いからスタートし、今では少しづつ整理され、そしてビジネスがデザインとどう向き合うことができるのか、徐々に分かってきた1年だった。

私は今年1年間、”市場価値“に向き合い高めていこうという目標を掲げてきた。「どのくらい高めるのか」の定量的な数値を目標には入れ込んではいない。ただ、デザイナーとしてデザイン業務をするのみではなく、幅広い業務に携わり越境できる人材になりたいという想いを持ち過ごしてきた。そういった意味では、達成できたのかと思っている。

”市場価値“
それは、年収ではない。市場価値とは、”希少性・市場性・再現性“で構成されている。その中でも、希少性をLv.5位上げたのではないかと感じる。まだまだだけどね。

来年の目標は?というと
「深く狭く、浅く広く」という言葉があるが、私は2025年「深く広く」いこうと思う。(※今現時点で考えているが、後々変わる可能性もある、、、。)
幅広い業務を経験してきた。ただ、今回それらの業務に深く向き合えたかというと、そうじゃなかったなと振り返りつつ感じた。その原因は、幾つもあるかもしれないが。自身の役割を広げつつも、ただその業務に対しての理解や知識を深く持ち、さらなる自分へと飛躍したいと考えている。
また、私自身が「深く広く」できるよう、デザイナー組織の在り方も考えていきたいと思い、この目標を設定した。


そんなこんなで、このブログを終えたいと思います。読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
皆さんにとって、2025年良いお年を迎えれることを心よりお祈りいたします。

2024年、お疲れ様でした。そして2025年、よろしくお願いします!
2025年、いくぞ!

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