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#12シップスミス・ロンドンドライジン(SIPSMITH LONDON DRY GIN)
どうもこんばんは、あきです。先日のBRITISH SWAN PARTY繋がりで今回はクラフトジン、ロンドンドライジンを語る上では外せないシップスミスについて書いていこうと思います。
シップスミスとは?
シップスミスを語る上で外せない3人のキーマン。サム、フェアファックス、そしてジャレッドこの3人の奇跡の出会いと情熱が、イギリス・ロンドンに本物のジンを作る。そこから生まれたこのシップスミス。
幼なじみのサムとフェアファックスが大学生の頃にアメリカでクラフトビールの大流行を目の当たりにする。
「クラフト」というものに魅了された2人が母国イギリスにおいて「本物」のジンを作りたいと考えるようになる。
2007年2人は「ジンの歴史を彼ほど知り抜いている者はいない」と言われる蒸溜家ジャレッドと出会う。
ロンドンの蒸溜所の設立は法の壁にぶち当たるも彼らの情熱のおかげか、法律が緩和、2009年にSIPSMITH蒸溜所が設立。
SIPとは一口ずつ味わいながら飲む
SMITHは熟練した技術をもつ職人ということで、こだわり抜いたボタニカルと伝統的な製法で作られた本物のロンドンドライジンを提供したいという3人のキーマンたちの熱い情熱がボトルにも込められています。
そして、スワンネックと呼ばれる小型の銅製のポットスチル。これがシップスミスのラベルにも描かれている白鳥ですね。この白鳥とジュニパーベリーが描かれておりなんとも絶妙なデザインですよね。
一本一本そのボトルの歴史を勉強知ると、ただ美味しいジントニックだけではなく、そのボトル一本一本のエピソードが知れて本当に面白いです。
またボタニカルも世界から最高級の厳選されたものを使用されているとのことです。
日本では現在はサントリーが買収しており、サントリー傘下で発売されています。
現在は、ロンドンドライジンとVJOPの2種類の販売ですが、旧代理店で日本限定で発売されていた、VJOP#2というボトルが個人的にはジントニックにはお気に入りのボトルでした。
シップスミス・ロンドンドライジンについて
「シップスミス ロンドンドライジン」
原産国 イギリス(ロンドン)
アルコール度数 41度(ちなみにVJOPはジュニパー3倍でアルコール57度という驚きのもの!)
内容量 700ml
ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカルート、リコリス、オリス、アーモンド、桂皮、シナモン、オレンジピール、レモンピール
2022年5月現在で3000円代後半
ジントニックでいただきます
ジュニパーが香る骨太なジン。これこそ王道、本格派のロンドンドライジンです。ボタニカルも厳選されたとあり、各ボタニカルが際立つこともありつつもうまく調和がとれており、シンプルなジントニックというカクテルでジン本来の底力、クオリティの高さがわかります。暑い日から冬の日でもいつの時代でも美味しいジントニックのジンはこういうものだと言わんばかりで改めてジンとしてのクオリティの高さに大満足のジンかと思います。
ライムを入れて飲んでもみましたが、ない方がシップスミスのバランスを崩さなくて良いのかなーと思いました。
ジンソーダいただきます
確かにジンソーダも悪くはないんですけど、味気ないというか、ジントニックはピタッとハマる感じがするんですが、ジンソーダだと、シップスミスじゃなくてもいいかなーと思ってしまいました。
いっそのこと、ライム入れてジンリッキーとして飲んだところ、ライムの爽やかさと苦さとシップスミスの骨太さが絶妙なバランスでマッチした感じがあります。(でも個人的にはジントニックの方が好きですかねー)
なので、ジンソーダでシップスミスは、悪くはないんですけど、勿体ないといった感じが率直な感想かなーと思います。