【メシウマ】ここ2週間のパチンコ地獄の実践報告
皆様の今夜のオカズはなんですか？
勝った皆様はお得意の焼肉とシースーですか？
負けた皆様はヤケ酒居酒屋ですか？
そんなあなたに、私の実践報告を、主菜とは言わないまでも、付け合わせくらいにしていただければと思っております。
なお、先に言い訳だけさせていだだくと、ボーダーは上回ってたんです
《実践1:12月12日（土） 機種:天昇！姫相撲》
〜実践結果〜
投資:クソ 回収:0
以上
かれこれパチンコデビュー10年を突破し、大学の時は授業とパチンコの往復、社会人になってからは休日はおろか平日の夜もすかさずパチ屋に城門突破していた私の歴史の中でもキングオブクソパチンコ実践を争える日であった
この日は友人と連れ打ちであった
最初に思うことは何より「乗り打ちにしときたかった」である
アリア好きな友人と、変態スペック大好きな私は、迷わずミドルアリア3と天昇！姫相撲の並びで座った
この時点で若干、いや、大分ヤバい気はしていた
快調に初当たりを重ね、軽く万発を超えてくる友人
そして、隣で何も起きない私
天井もなければ、唯一の出玉有りの大当たり「天昇チャンス」の実質確率が約400分の1というなかなかな重たさのため、多少のハマりは覚悟していた
でも、あまりに何もなさすぎた
何もないこと1600G、突然時短の「超開眼チャンス」を引いた
細かい話を抜けば、35パーくらいで天昇チャンスに突入できる時短だ
やっぱり、少しだけ細かい話をする
この超開眼チャンスは時短31回転だ
その31回転の間に約40分の1の当たりを引き、かつその60%を勝ち取ることができれば天昇チャンスである
途中で当たりを引くと、その時点で時短は終了し、師弟対決というSPリーチの演出を経て当落を表示する
そして、仮に31回転で当たりを引けなかったとしても最後に師弟対決リーチには行く
いわゆる残り回転数とかは液晶上に表示されず、打ち手は当たりを引いての発展なのか、31回転スルーしてしまったのか正確には分からない仕様だ（藤商事のアリアのライトニングバレットチャンスみたいなもん）
ただ、もちろんデータ表示機見てれば分かる
31回転行く前に発展すればその時点で当たりは引けていることになる
…話を戻そう
かれこれ打ち始めて7時間は経過しただろうか
千載一遇のチャンス
隣の友人は仕組みが分かっていないので、連チャンするアリアを楽しみながら私の台を見ている
私は気合の左打ちをした
31回転の目安となる「気合メーター」が無くなる前に発展した
上を見た
31回転に行っていない
発展先では赤文字テロップ
クライマックスである
昼飯も外で食ったので時刻は６時近く
ここでの初当たりが本日唯一になるであろうことは決まっていた
親方と昇子（この台の主人公）の組んず解れつを見届けたあとの
運命のプッシュボタン
汚れのない純白
試合は終了した
いや、正直これくらいハマり、おは1600は珍しいわけではない
でも、天昇！姫相撲を打つ人ならわかるだろう
熱そうな天昇リンク（規定小当り天井最大16回の本前兆の可能性があるモード）中に限って当たりを引いて殺され
鍛錬はいつしか成功すらしなくなり
もはや40分の1も32分の1も引けなくなり
何も引けない中で、薄い通常「超開眼チャンス」を引けたときの興奮と、これ外したら終わり感を
心がポッキリ折れて、最後15分くらいだけシャカリーナをやって余計な投資を増やして終了
マイナス85k
《実践2:12月18日（金） 機種:真牙狼、新しい甘のドラム海物語》
〜実践結果〜
投資:ゴミ 回収:0
以上
いわゆる見出し画像の実践である
今更、真牙狼を初打ちしたのである
わかる人が見ればわかるだろう
そうだ、天井15回転前で、ガロ保留だ
バカタレだ
真牙狼はヘソ初当たりは50%でSTだが、逃せばクソ3R時短50回転である
なお、天井である900回転に到達すれば時短1200回転で当たればST（もちろん電チューだから）である
ところで、このガロ保留は当たったのか
まあこんな記事書いてる時点で外れているわけがない
正直予感はしていた
700回転から天井意識していたが
そのあたりから、隣のミドルリングを打っていた姉ちゃんが連チャンし出したのだ
「関係ないだろ」と言いたい人も多いだろうが、そこは断じて違う
天井を目指す戦いは心理戦であり、周囲の台や打ち手との駆け引きでもある
台には「別に天井目指してませんよ〜、今晩は何食べようかな〜」といった雰囲気を伝えなければ負けである
台が打ち手の天井意識を察知したら終わりである
「こいつ天井意識し出したな、傲慢なやつじゃ。そんなやつには天井ストッパー発動じゃ」と台が機嫌を損ねてもれなく天井ストッパー発動である
いかに天井意識してない感を出しつつ冷静に打つことができるか、それはパチンコでもパチスロでも最重要の技法である
そうだ、私はこの技法に失敗したのだ
この「天井意識してませんよ感」を出しきれなかったのだ
隣の姉ちゃんが当てて、STをストレートでスルーしたものの残電チュー保留で319を引いてSTに復帰し、かれこれ私が700回転から880回転までの道中順調に連チャンしてるのである
ヒキが強く、連チャンは15連を超えた
「頼む、終わってくれ。お前が終わらないと、いかにも俺が天井前単発やらかしそうで怖いんだよ。頼む、そろそろ終わってくれ。」
私は心の底から隣の姉ちゃんの連チャン終了を願ったが、願いとは裏腹に連チャンは重なるばかり
こうなったら終わりだ
10年以上パチンコを打ち続けている私が言うのだから間違いない
一つの真理である
「隣の連チャンが終わらないうちに、自分の台が勝負どころに差し掛かったら間違いなく死ぬ」だ
姉ちゃんは止まらぬ連チャンに、一度手を止め、お手洗いかタバコか席を立った
時は880回転
意識したくなくても、手は汗でびっしょりだ
319の台ゆえに、そうそう残り20回転で当たることはない
でも、万が一にもここで当たってしまえば、今までの道のりはパーである
というより、こんなとこで万が一当たったとしたら…
そんな時は間違いなく通常大当りである
天井ストッパーに引っかかって確変引けました！なんてことはまず起こらない
ここで大当り引いたら間違いなく「通常大当り時短駆け抜け単発」なのだ
これは真理なのだ
悟られてはいけない…
悟られてはいけない…
悟られてはいけない…
隣の姉ちゃんもどっかに行き、嫌な予感しかしない中迎えた884回転
保留が途切れた
天井意識し始めてからここまで、ほとんど保留は途切れずにかれこれ180回転
保留が途切れてしまった…
終わった…
誇張するわけじゃない
「こいつ、話盛りすぎだわ」と思われてもいい
確かに、そのとき僕の脳裏には「死んだ…」
そう、次の瞬間には当たるのだろう
そんな運命が、そんな予感が全身を駆け巡った
それから何秒だろうか
次にヘソに玉が入ったのは何秒後だったろうか
隣の連チャンに心惑わされ…
保留途切れて天井意識してませんよ感出すのも忘れ…
そんな僕に待っていたのは、しばらくの静寂の後の爆音だった
「ビロビロビロビビーン」
保留を見てたわけではない
若干上の空だった
でも、音で分かった
終わりだと
天からのお迎えが来たのだと
全てを悟った僕は、せめてこの瞬間をシャッターに収めようとスマホを構えた
それが見出しの醜い画像である
あの写真を撮り終えた直後、液晶には「Victory」の文字が純白の背景に描かれていた
確定である
無論、通常当たりである
正直、「Victory」とか確定文言は確変確定にしろクソメーカーと思っている
でも、その時の僕にはブチ切れる気力は残っていなかった
揃う図柄をただ眺め、時短を消化した
その時短中に、隣の姉ちゃんは戻ってきた
よりによって、いや、やはり私の台を見ながら帰ってきた
気づいていた
隣の姉ちゃんは真牙狼の天井が900回転であることをおそらく知っていた
悲壮感漂う僕を眺めながら姉ちゃんは座った
おそらく座るまで気づいてなかったのだ
姉ちゃんは間違いない、僕が天井を迎えたと思ったのだ
しかし、座って姉ちゃんは気づいた
僕の台の大当り回数が増え、回転数がリセットされていることを
姉ちゃんは明らかに笑っていた
もう気力も何も残っていない僕は姉ちゃんの方を向くこともできなかったが、横目で分かった
完全に笑っている
そして、もちろん推測だが、LINEをやり始めた
誰かに、隣のヒキ弱バカタレの惨状を伝えたかったのだろう
なんてったって、隣に現れたリアルメシウマだもの
友人に報告もしたくなるさ
正直、僕は当たるはずもないクソ時短を捨ててでも離席したかった
恥ずかしかった
とにかく全力右打ちで消化して速攻離席した
…そこからは記憶は定かではない
でも、甘のドラム海物語を打ち始めたことは覚えている
放心状態でひたすら回した
でも、僕にはまともに大当りを引く力など残っていなかった
しょーもない当たりを繰り返して無情にも閉店時間か近づいた
「明日、リベンジしよう」
そう心に誓い、退店した
マイナス68k
《実践3:12月19日（土） 機種:甘のドラム海物語》
〜実践結果〜
投資:43k 回収:0
以上、ゴミ
なぜかリベンジは真牙狼ではなく、ドラム海物語を選んだ時点で勝負は決していた
もはやなんも言えることはない
終始ゴミだった
甘デジで万発負けるのいつぶりだろうと思いながら、3連続天井前後単発を繰り出して心折れて実践終了
時は午後7時であったが、気力体力全て尽きた
この日の実践は、ただ単にクソ、それだけだった
パチンコ、パチスロは適度に楽しむ遊びです