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「目的」と「手段」は勘違いしがち。

初めまして!あきピーと言います。
おっさんのひとりごとだと思って読んでください。

オイラのサラリーマン経験を通して感じていることを、自戒もかねて書いていきたいと思います。一応、オイラの経歴はサラリーマン20年、プレイヤーから管理職まで、それなりの経験は積んできたつもり。

いろんな人と仕事をしていると、目的と手段を勘違いしてる人が結構多いなと感じます。

  • 「手段」が「目的」になっている

  • そもそも「目的」がない

  • 「手段」の常態化により「目的」を見失う

この3つが勘違いの落とし穴。けっこう、あるあるだと思うんですけど、いかがですか?

言葉の意味を確認して、オイラの経験をもとに話をしたいと思います。


言葉の意味

それぞれの言葉について、子供の「ベネッセ カラー版チャレンジ小学国語辞典コンパクト版」を借りて調べてみました。

余談ですが、子供から借りた小学生用の辞典ですが、カラーでイラストが多く、とっても見やすい!オイラが小学生の時に使っていた国語辞典との違いにビックリしました。

『目的』目指すことがら。目当て。ねらい。

『手段』ある目的をなしとげるための、やり方。方法。手だて。

こうやって言葉の意味を見ると、勘違いが起きるはずがないように感じますよね?なぜなら、言葉の意味はそのままだから!

でも、本当に『目的』と『手段』を勘違いする人は多いんです。ここでは、言葉の意味をしっかり押さえておいてください。


「目的」と「手段」を勘違い

オイラの所属チームの例をお話しします。

オイラは、会社の売上達成に向けた、営業推進・販売推進を役割とするチームのリーダーをしていました。

細かい中身は割愛しますが、このチームの「目的」と「手段」は、

目的会社の売上を達成させること

手段売上を取るための取組を考える

ここまでは問題なく理解できると思います。

仕事を行う環境は様々だと思いますが、業務に打ち込み、何度も繰り返しやっていると、自分の役割を終わらせることが目的にすり替わるんです。

オイラのチームで起きていたことを例で話にすると、売上達成するための手段「取組を考える・発信する」という役割を終わらせることが目的にすり替わってしまうことが多かったんです。

なぜなら、役割を果たすことで目的を達成したと勘違いして満足してしまうから。

手段が目的になってしまうと、手段を実行したことで満足してしまい、本来の目的「売上達成」に向かった行動が取れなくなるんです。

会社や仕事のことだけでなく、プライベートなことがらにおいても、目標があると思います。

例えば「メタボリックを解消したい」場合、

目的:メタボリックになった腹囲を減らす。
手段:毎朝早起きして、30分散歩する。

腹囲を減らすために始めた早朝散歩。早朝散歩を続けているうちに、早起きして散歩することが目的にすり替わる。目的がすり替わったことで、「腹囲を減らす」ための食事や生活習慣の見直しが軽視されてしまう。

繰り返しななりますが、同じことを継続して繰り返しているうちに、当初の目的を見失い、やり続けることが目的になってしまいがち。

目的と手段を勘違いしないためにも、少し立ち止まって「何のためにやるのか」「何のためにやっているのか」を考える時間を作るようにしましょう。


そもそも目的がない

これはね、タチが悪いですよ〜。
見切り発車な仕事のほとんどが「目的がない」。

「目的がない」から「手段がない」

「手段」がないから、進まない。

結果、事故る。

要するに、目的が無い=ビジョンが無い。ビジョンが無いから何をやっていいのかわからない。結果、何も生まれない。動いただけ、ただただ事故る。

最初に「タチが悪い」と言ったのは、目的があるように振る舞ったり、いかにも重要な目的があるかのように言うことはできるんです。

「とりあえずやってみよう!」「まずは1歩前に進もう」

確かに聞こえは良いです。動いているから、頑張っているようにも見える。しかし、目的なく始めても良いことなんて1つもありません。

やることがみつからない、何をやっていいのかわからないなど、一歩踏み出す理由がなく、悩みの中にいるのなら、「とりあえず始める」ことは目的探しになると思います。

そこはしっかりと見極めて欲しいところです。


目的を見失っている

これは、なかなか気づかないんですよ。

「ルーチンで仕事をきっちりこなしてる俺って、仕事出来る男!」

もう誰も見ていない資料、すでに誰も聞いていない会議ありませんか?
ただやっている仕事、慣れに慣れてしまった仕事をやり続けることで、勘違いに気づかなくさせてしまうんです。

元々は目的があって始めた「資料作り」や「会議」であっても、その「役目を終えた=目的を達成したもしくは目的が変わった」あとも、形骸化(=誕生・成立したときの意義が失われて、中身のない形だけのものになってしまうこと)して残ってしまいがち。

こういう業務はね、経験上ただただ足し算されていくので、仕事が増えていく一方なんですよね。目的を見失っているから、終わらせ方も見失ってるんですよ。

そうならないようにも、自分の仕事や打ち込んでいるものを見つめ直す余裕を持つようにしてください。

「何のためにしてるんだっけ?」「これは必要なことなんだろうか?」

ふと立ち止まる時間を作りましょう。ほんの2〜3分でいいんです。


さいごに

この内容はブログで書いた内容なんですが、noteに向いてるのかなぁと、初めて投稿してみました。

自分が培ってきたノウハウが誰かの役に立つと嬉しいなと思ったことと、誰かにしっかり伝えられる力をつけるために書いた内容です。

感想など頂けると嬉しい限りです。最後まで読んでくれてありがとうございました。

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