🎞️豊予要塞司令部と関崎砲台
豊予要塞を建設するにあたり、大正15年に大分市佐賀関古宮地区に設置された豊予要塞司令部の本部と官舎。
戦後、司令本部は中学校の敷地となり、左側の営門1つを残すのみでこれ以上の面影は感じられない。
しかしここから住宅街へ少し歩くと、現在は個人所有となっているらしい司令官官舎だった建物が現れます。
洋館に日本的な木造平屋の建物がくっついている造り。
何方か住んでいらっしゃるのか、人気は感じられず・・・日曜日の早朝だったからか住宅街ではあるが人通りも全く無かったので聞き込みも出来ず。
一昨年のニュース記事では登録有形文化財に指定される事と共に一般公開する予定は無いと記載されており、当時の姿を色濃く残している貴重な建築物なだけに勿体無く感じてしまいますが、それでも大切に使って下さる方が所有されているのなら有難い事です。
町から離れ、お次は関崎砲台へ。
大正9年に豊後水道から侵入する敵艦を撃退する為に建設。
2基の砲台には45式15cmカノン砲が設置されていましたが、実戦に使用される事無く終戦を迎えています。
一番端の穴は排水孔なのだそう。
同じ豊予要塞でも、丹賀砲塔砲台が崩壊した後に戦況悪化しているギリギリの状態で建設された鶴御崎砲台とはこうも違うものかと驚かされます。
薄く残った迷彩柄。
しっかりした造りなのだけど、後ろの斜面が崩れてしまったからか亀裂が入った所も・・・どうか、これ以上崩れる事無く保っていて欲しい。
最後まで読んで頂き、有難うございます
【撮影機材】
Canon EOS-1V
Canon EF8-15mm F4L Fisheye USM
Canon EF17-40mm F4L USM
Canon EF24-105mm F4L IS USM
FUJIFILM SUPERIA X-TRA400
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