【実務・ケース対応】若手(20代から30代前半まで)のうちに蓄積すべきこと
0.背景
30代を過ぎて、後輩や部下と触れるときに、いろいろ教えたりする機会が増えた。
自身の知見について、あくまで比較感だが、組織に長くいることで、社内のだれが何をしているか、という組織の解像度が高く、社内のだれとだれがどのような関係性にあるか、の力学の知識は、後輩・部下よりは高い(はず)。 極端な話、お勉強している部下であれば、知識は変わらない。それでも、自身の専門分野での勉強していれば、累積経験は高くなる。
その中でのバリューの出し方として、よく課長・部長以上の中間管理職との橋渡し役といわれるが、その橋渡しを成立させる上で、若手のうちに蓄積していくべきことを考えてみたい。
ちなみに、ケース対応と書いたのは、大きくは以下2つが理由である
コンサル面接でのケースでは、「自分ならどのように考えて、動かすか?」とその時のポジションを想定した質問がなされるため(直接的にはためにならないかもしれないが、解像度を高める上での考えは記載した。)
コンサルでよく使われるSCQ(Situation Complication Questions)の使い方も少しだけ触れたため。
少しでも参考になれば幸いである。
1.そもそも所属部署は何を目標として活動しているのか?
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