作品って合作だと思う
これはどのアーティストさんにもあてはまることではなくって、あくまで私の場合です。
合作という理由、
それは先ず①私が描きたい絵を描く👩🎨✨
そこに②画商さんがより画廊の壁に見合う&観る方の心により刺さる為のアドバイスをする(無い場合もあり)🧔✨
そして最後③額装屋さんが作品を引き立ててくれる額装を施してくれる🖼✨
つまりジャンルの異なる3人のプロフェッショナルの合作という事です。
この3段階を経て観る完成作品は本当に素敵なのです。
画家に成り立ての頃はアドバイスに納得いかず、なかなか描き進められなかったり私の作品のひよっこ🐣なせいで「まだ認めて(信頼して)もらえていないなぁ」と感じながら打ち合わせをしたり。そういう事を繰り返して徐々に前進しています。
この話を今しようと思った理由は今回のデッサン作品が完成したことにあります。先ずは全貌をご覧ください😊
2022/8/6〜15、日動画廊軽井沢支店で開催予定の展覧会に出品予定のひと作品です。鉛筆デッサンを画廊でお披露目する初めての作品です。
光と各パーツの質感の描き分けに注力した作品です。
先ず私が提出した時は①作品の見せ場(観る方の焦点)をお顔に持っていきたくて胴体部分の描き込みをあまりしていませんでした。
それを観た画商さんに②顔の描き込みの密度の高さに比べて胴体が簡素に見える為その部分が未完成にみえてします。質感も異なってみえる為同じ位の加筆をとアドバイスされます。
そして加筆を加えて完成した作品を額装屋さんに引き渡します。額装イメージは特に伝えず夏の軽井沢日動に展示する用の作品だということだけ画商さんから。すると③軽井沢日動の店舗イメージにピッタリの上品で落ち着きのある質感の木のフレームに、光を感じさせる作品の白さをより引き立ててくれるオフホワイトのマットを合わせてくれました。(写真ではその差異が分かりにくいかもしれません)
この完成作品を観た時ここまで絵を魅せる、引き立ててくれる額装をして貰えたことにすごく嬉しく思いました。これはしっかりした完成度がないと難しい額装です。
夏の軽井沢にお越しの際は是非ご高覧ください😊