東京って。
エモくなっちゃう。東京って。
大学卒業してすぐ「東京❣️目指すは東京❣️」って闇雲になっていて新卒で入社した会社で地方女子の中で1位の評価を得て(自称)満を持して上京。当時は品川駅前のホテルで1週間研修期間があってテスト漬け、其の後稲毛や本社のある海浜幕張駅へよく行ってました。
東京へ赴任した24歳の時には吉祥寺に住んでいて、中央線沿線の立川や国分寺、荻窪、西荻窪にもお仕事でよく行ってました。
その後は赤羽。
30代になると訪れる街は多岐にわたりました。五つ星ホテルを片っ端から制覇してくことが楽しくて六本木、新宿、銀座、汐留、色々行っていました。街も本当に色んな街を散策して。テレビで見つけた良さそうなお店をメモして行ってみたり。
でもね、ずっと感じてる事があります。
私は東京に住みながらにして画家としての立ち位置を築く事は到底出来なかっただろうなと。
東京は本当にたくさんの人がいて、みんな個々に目標があったりなかったり。情報に溢れていて、流行りのものもたくさん。自分が無かったとしても周りが与えてくれる刺激を受けてさも自分が何かなし得たような満足感を与えてもらえたり。つまりは魅力的なものことひとに溢れていて自分を見失ってしまうのです。あくまで「私の場合は」です。翻弄されてしまって焦ってしまう。結果全てが中途半端で終わってしまう。そうしてもがき苦しんでいた若かりし頃を思い出します。
歳を重ねて行くたびに、東京との向き合い方見え方が変わっていきます。とても不思議な感覚です。でも、毎日魅力に溢れている東京にふわふわしちゃいがち(?)
でも普段が絵の事ばかり考えているので今のわたしにとってそれは凄くありがたいことです。滞在中は絵描きさんスイッチをオフにして何者でもない自分を楽しませてもらおうと思います☺️💕