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投資家として大成功している人の共通点

こんにちは、堀北晃生です。

孔子はこのような言葉を残しています。

「君子は義にさとり、小人は利にさとる」

「論語」里仁第四

真に立派な人というのは、ことにあたって「義」を第一に考え、行動する。

つまらない愚人は私利私欲に走り行動する。

この「義」についても、深い考え方や捉え方があります。

新渡戸稲造の武士道には「義」は武士にとって最も厳しい教えであると書いています。

不正取引や約束を破ること、嘘をつくこと、ズルをすることはすべて「義」から外れる事です。

「義は正路なり」

「孟子」離婁上

私達が実践している投資の世界では、欲望にまみれ損得勘定しか考えていないような人もたくさんいます。

投資での技術をあげて、資産を手にする人はたくさんいる一方、この「義」の重みを知らず、薄っぺらい人生で終わる人がたくさんいます。

かつて私もビジネスや投資でうまく行き過ぎた時は、自分の器の範囲を超えるお金を手にしたことがあります。

しかし、この「義」に対する心が薄かったため、謙虚さのかけらもない人間になってしまいました。

結局、仲間からも距離を置かれ、上級者の詐欺師のような人に囲まれ、さまざまなトラブルに巻き込まれました。

論語で教える「義」を第一優先としたのではなく、お金や損得勘定だけを優先した結果です。

今、過去の自分を想像するだけで、恥ずかしい思いでいっぱいになります。

あなたにとって「義」とはなんですか?

そして今生きていく中で、大切にしているもの、曲げない信念のようなものはなんですか?

これが言語化できる方は「義」を第一優先に考えている君子です。

おそらく投資の世界でも人間関係においても大成功すること間違いありません。

もしそういったことを考えずに生きているのなら、それでも大丈夫です。

まずは「義」について、検索で調べてみて、自分なりに知ることから始めてみませんか?

きっと新しい発見、新しい物の考え方から何かを感じ取れるはずです。

追伸:

成人が18歳に引き下がりましたが、かつては12歳から17歳で大人扱いされていたそうです。

織田信長も13歳、伊達政宗も11歳。

名前を変えて服装、髪型も変えて、大人として世に出たそうです。

一大決意できる成人が増えると、日本の未来も明るくなりますね。


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堀北晃生
投資コンサルタント堀北晃生(ほりきたあきお)。群集心理学と金融工学を組み合わせた独自の投資メソッド「堀北式株価デトックス理論」の考案者。作家、コミュニティ、通信講座を通じて次世代の投資家を増やして社会貢献を目指す活動を行っています。