会社経営3年目の振り返り
こんにちは。株式会社GOAL-B代表の中川晃雄です。
2019年7月に会社をつくってから3年が経ちました。会社も僕もまだまだミジンコで未熟なのですが、経営の体験をシェアすることで役に立つ人がいればと思い、書きます。
<目次>
・株式会社GOAL-Bとは?
・3期目の実績
・3期目にやったこと
・3期目の学び
・4期目にやること
・さいごに
株式会社GOAL-Bとは?
株式会社GOAL-Bは「全ての人に可能性がある」を経営理念とした、強くなりたい人のためのコーチングカンパニーです。
<事業>
・個人向けキャリアコーチング「キャリスピ」
・個人向けライフコーチング「GOAL-Bコーチング」
・法人向け組織コーチング「IMPACT」
・会員制フィットネスジム「トレーニングジムGOAL-B東京五反田店」
・日本最大のBIG3大会「GOAL-B BIG3大会」
<メンバー数>
45名(コアメンバー20名+パートナー25名)
<累計資金調達額>
5100万円
MISSION / VALUE
VISION
僕が好きな「ビジョナリー・カンパニー」という本の「針鼠の概念」という概念を紹介します。
「自社が世界一になれる部分はどこか?」この問いに答えるのは簡単ではない。しかしこの概念を確立しなければ偉大な企業になることはできない。
GOAL-Bにとって、三つの円が重なる部分は何か?情熱が持てて、経済的原動力になり、かつ世界一になれる部分は何か?
この問いの答えが「最強の組織をつくり、日本人を強くする」だと理解しています。
僕たちは自分自身強くなりたいし「男は強くあるべき」という思想を持っています。では一体、強さとは何か?
強さを上記のように定義するならば、僕たちは「最強の組織をつくる」ことができるし、その結果「日本人を強くする」という領域で僕たちは世界一になれると思っています。
人に影響を与えるための最も効果的な方法は、商品を販売しサービスを提供することではなく、自分自身が身を以て体現し、その姿を見ただけで顧客のあり方が行動が現実が変わることだと思っています。だからまず自分達自身が強くある必要がある。最強の組織をつくる必要がある。
日本人が全員年収1000万円&BIG3合計500kg以上になったらめっちゃ面白くないですか?まず社内でこれをやります。
決算書の数字
決算書を公開します。
【1期目】
<PL>
売上:3000万円
営業利益:0万円
<BS>
資産:800万円
負債:800万円
純資産:0万円
【2期目】
<PL>
売上:1億円
営業利益:0万円
<BS>
資産:3000万円
負債:3000万円
純資産:0万円
【3期目】
<PL>
売上:2.1億円
営業利益:1500万円
<BS>
資産:1.1億円
負債:8340万円
純資産:2760万円
3期目にやったこと
3期目の実績とメイントピックを時系列で書きます。
<実績>
年商:1億円→2億円
コアメンバー数:16名→18名(8名退社、10名入社)
パートナー数:5名→15名
<時系列>
2021年6月 法人向けコーチング事業「IMPACT」リリース
2021年9月 デットファイナンスで2900万円資金調達(累計4600万円)
2021年11月 「組織コーチング」を受けて権限移譲
2021年12月 トレーニングジムGOAL-B東京五反田店OPEN
2022年1月 第1回GOAL-B BIG3大会開催
2022年2月 デットファイナンスで500万円資金調達(累計5100万円)
2022年3月 雇用形態をアップデート
2022年3月 大阪のスタートアップ経営者コミュニティ秀吉会に入会
2022年4月 キャリアコーチング事業「キャリスピ」リリース
2022年4月 第2回GOAL-B BIG3大会開催
2022年6月 資本金を1万円→1000万円に増資
3期目を振り返っての学び
①良い人材を採用すると良い人材が集まる
②正社員/業務委託という雇用形態は重要でない
①良い人材を採用すると良い人材が集まる
仁井田紀之(2022年7月入社)
27歳マーケター。マーケティングの会社で年間数億円の広告費運用、年間10,000を超える見込み客獲得、5億円規模の事業の広告リーダーを経て、GOAL-Bへジョイン。元ラガーマン。BIG3合計520kg。1児の父。彼のおかげで再現性のある集客の仕組みが整えられつつあります。Twitterはこちら。
アマテラス村岡(2022年1月入社)
パーソナルジム「Apple Gym」にてNo,2として3年で2店舗から40店舗 に拡⼤させた後GOAL-Bにジョイン。パーソナルジムを7店舗展開する合同会社LIMIT代表。彼がいなければGOAL-Bは3期目も営業利益ゼロでした。彼がGOAL-Bの組織をゴリゴリ回した結果、組織がより筋肉質になりました。元アメフト選手。BIG3合計530kg。34歳バツイチ。
島田隆則(2022年3月入社)
株式会社リクルートキャリアにて新人賞/MVP獲得後GOAL-Bへジョイン。株式会社RASCAL's取締役。パーソナルジム1店舗経営。2020年ベストボディジャパン日本大会ミドルクラス優勝。31歳。最近結婚。キャリアコーチング事業リーダー。
山口嘉竜(2022年4月入社)
ガチで猛烈ビジネスマン。誰よりも喋る。ほぼアンミカ。33歳。エネルギーに溢れすぎている。元体重100kgのアメフト選手。1社の役員。3児の父。
大野まさや(2022年5月入社)
27歳。偏差値40の大学卒。今は外資系大手SaaS企業の年収2100万円トップセールス。Twitterはこちら。
②正社員/業務委託という雇用形態は重要でない
上記の5名は全員コアメンバーかつ業務委託契約。個人事業の収入+GOAL-Bからの報酬で、全員年収1000万円を超えています。
なんでもできるこの個人の時代に、正社員/業務委託で区別するのはナンセンス。好きなこと、やりたいことを全てやれば良い。その上でGOAL-Bでやった方がオモロいことを一緒にやる。なので今はコアメンバー/パートナーという区別を採用しています。
<コアメンバー>
ガッチリ握手をした上でGOAL-Bという船の上に乗っている。GOAL-Bで成果を出していれば他で何をやってもOK。報酬体系は基本給+歩合。現在20名。
<パートナー>
基本は他の船に乗っているがGOAL-Bという船と並走しているイメージ。報酬体系は基本的に完全歩合。現在25名。
雇用形態変更の経緯や詳細は以下のnoteにも書きました。
4期目にやること
4期目にやることが確定しているものが以下です。
2022年7月 トレーニングジムGOAL-B名古屋店閉店
2022年9月 メンバー25名でSPARTAN BEAST出場
2022年10月 デットファイナンスで追加5000万(累計1億円)の資金調達
2023年4月 第3回 GOAL-B BIG3大会開催
2022年7月 トレーニングジムGOAL-B名古屋店閉店
名古屋で会員制フィットネスジムを経営していましたが、撤退を決定しました。詳細はこちらのnoteに書いています。
2022年9月 メンバー25名でSPARTAN BEAST出場
SPARTAN RACEという障害物レースがあります。
以下の動画を見ると雰囲気が分かります。
・SPARTAN SPRINT(5km+障害物20)
・SPARTAN SUPER(13km+障害物25)
・SPARTAN BEAST(21km+障害物30)
といった具合にカテゴリが主に3つに別れています。
自分を使い果たしたい、強くなりたいので、僕たちは一番ハードなSPARTAN BEAST(21km+障害物30)に出場します。
2022年10月 デットファイナンスで追加5000万円(累計1億円)の資金調達
2022年3月に秀吉会という大阪のスタートアップコミュニティに勢いで入会しました。「天下一の志」をテーマに全員が決算書を公開し、経営に対するフィードバックをバチバチに送り合う場で、既に上場している会社の経営者も複数人在籍しています。
フィードバックをいただく中で財務の知識が弱すぎることに気づくことができましたので、いくつか本を読みました。
銀行からお金を借りることについては、この本が一番分かりやすく、網羅的にまとまっていたのでおすすめです。
「財務って何か全く分からへん!」という僕のような状態の経営者の方にはこちらの本がおすすめです。分かりやすかったです。
財務状況も強くします。
2023年4月 第3回GOAL-B BIG3大会開催
「強くあるべき」という思想を体現するための大会です。
第3回の会場の予約も完了しています。
第2回大会のハイライトムービーです。
さいごに
全ての人に可能性がある。やれば何でもできる。これは仮説ではなく事実。
自分を使い果たす。
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