会社をつくって2年が経ちました。
こんにちは。株式会社GOAL-B代表の中川晃雄です。
会社をつくって2年が経ったので、改めてGOAL-Bについて書きました。過去を振り返ってエモく書いた文章もありましたが、要らないなと思って全て消しましたので、この記事は5分で読めます。
GOAL-Bのざっくり説明
まず初めに、GOAL-Bはこんな会社です。
・創業3期目
・YonY439%
・メンバー数20名(正社員14名+業務委託&アルバイト6名)
・創業から現在まで2年間累計の採用費0円
・複業を行うメンバーの割合86%
・SNS総フォロワー数59万人
・事業内容は「コーチング」と「フィットネス」
・ベンチプレスの平均重量115kg
創業前(2012年4月〜2019年6月)にやったこと
<時系列>
2012年4月 神戸大学工学部建築学科に入学
2014年1月 ブログを開設。大学在学中にブログ350記事執筆。
2015年9月 休学し世界一周
2016年2月 筋トレを開始
2017年3月 神戸大学工学部建築学科を卒業
2017年4月 株式会社リクルート住まいカンパニーに新卒入社。営業。
社会人1年目は副業でブログ100記事執筆。
2018年4月 社会人2年目がスタート
社会人2年目は副業でブログ250記事執筆。
2018年6月 YouTubeを開始。
2018年7月 オンラインパーソナルトレーニングのサービス提供を開始
2018年7月 大阪府内のジム30店舗に飛び込み営業
2018年8月 トレーナーの資格NSCA-CPT取得
2019年4月 YouTube投稿本数累計50本。チャンネル登録者数400人。
2019年5月 YouTubeがバズる。
2019年6月 GOAL-Bコーチングをリリース
創業1期目(2019年7月〜2020年6月)にやったこと
<実績>
年商:0円→0.3億円
社員数:0名→6名
<時系列>
2019年7月 株式会社GOAL-Bを創業 創業メンバーは4人。
2019年7月 税理士と契約
2019年10月 経営者の友人とコンサルティング契約を結ぶ
2020年2月 大阪にパーソナルトレーニングジムをOPEN
2020年2月 日本政策金融公庫から200万円を借りる
2020年2月 トレーナーを1名採用。社員数5名。
2020年3月 コーチを1名採用。社員数6名。
2020年3月 新卒から3年働いた株式会社リクルート住まいカンパニーを卒業
創業2期目(2020年7月〜2021年6月)にやったこと
<実績>
年商:0.3億円→1.2億円
社員数:6名→14名
<時系列>
2020年7月 コーチ1名、トレーナー2名を採用。社員数9名。
2020年9月 トレーナー1名採用 社員数10名。
2020年9月 1376名の方にご支援いただき、クラウドファンディング支援総額1218万円達成
2020年10月 名古屋に会員制フィットネスジムをOPEN。
2020年10月 信用保証協会の保証付融資で三菱UFJ銀行から700万円を借りる。
2020年11月 コーチ2名採用、動画編集者1名採用。社員数13名。
2020年11月 書籍を出版
2020年12月 コーチ1名採用、トレーナー1名採用、社員2名退社、社員数13名。
2020年12月 AKIOBLOGの2年間をまとめた動画を公開
2021年3月 toC向けパーソナルコーチングサービス「GOAL-Bコーチング」の累計クライアント数が1000名を突破
2021年4月 コーチ1名採用、社員数14名。
2021年4月 日本政策金融公庫から800万円を借りる
経営理念とカルチャー
「ビジョン」に関しては2年間悩みまくった。共同創業者である松田ともここでかなり対話した。
「ビジョンとか要らなくね?」と思っていた自分は創業してから1年間ビジョンを言語化しなかった。
創業から半年経ってつくったビジョンはその後1年半で3回変わった。MISSIONも3回変わった。今はビジョンという言葉は無い。
「全ての人に可能性がある」というVALUEは創業以来一度も変わっていない。
(MISSION:使命)
(VALUE:最も大切にする価値観)
今の自分の結論は、「メンバーがパワフルに進み続けることができていればなんでも良い。そしてそのためにはメンバー全員が共感するミッションとバリューとカルチャーを置くことが効果的」と落ち着いている。「ビジョン」という言葉は置いていない。
これもおそらく変わる。世界が変わるし自分も変わるしメンバーも変わるので変わって然るべきと考えている。でもおそらく「全ての人に可能性がある」というVALUE(大切にする価値観)はずっと変わらない。
ビズリーチ創業者南さんが代表を務めるビジョナル社も「ビジョン」という言葉をあえて掲げていない。
正解は存在しないが、結局は「好きにやりまくるのが正解」だと思っている。
なぜ「フィットネス」をやるのか?
結論:心身の健康を維持し、エネルギーを溢れんばかりに高めることが、現実をつくるために最も効果的だと信じているから。
最近見えた三角形がある。
現実をつくる上で最も重要なことは「GOAL設定」。「どれだけ高いGOALを設定できるか」が人生を決める。
GOAL設定を行う上で最も重要なことは「エネルギー」。エネルギーに溢れていれば、高いGOALを設定することができる。自分ならそのGOALを達成することができるという自信を持つことができる。エネルギーが全ての源。
そしてそのエネルギーで溢れる自分であるための土台が「心身の健康」。健康が全ての土台。ここが崩れては何もできない。
なぜフィットネスをやるかという問いに戻ると、身体を強くすることがエネルギーを高めると信じているから。エネルギーが低ければ、高いGOALを設定することはできないし、自分ならできるという自信を持つことはできない。
極端に言うと「筋肉量」と「筋出力」が大きければ大きいほど、エネルギーが高くなると思っている。これは事実&本質。「肉体的に強い方が良い」これは人類700万年の歴史で一度も変わっていない超本質。
だからGOAL-Bは身体を強くすること(筋肉量を増やし、筋出力を上げること)に執着している。これからも執着し続ける。メンバーのベンチプレス平均値(現在115kg)を向上させることに拘っている。
採用基準を「ベンチプレス120kg」と設定しているのも、GOAL-Bとしてのエネルギーをもっともっと高めていきたいから。「エネルギーがあればなんでもできる」ということを僕らGOAL-Bが体現する。
すべては圧倒的な現実をつくり続けるため。
採用コストゼロの理由はSNS
GOAL-Bは創業以来採用コストがゼロ。
採用経路は
・リファラル:12名(元クライアントが6名)
・SNS:4名
選考フローは生き様note提出→面接という流れ。
生き様を綴ってもらったnoteを見ると、GOAL-Bと合うか否かが一発で分かるので、この形を採用している。
GOAL-Bは総フォロワー数約59万人。SNSで発信を続けることで、多くの人にGOAL-Bの価値観を認知してもらうことができていることが、採用コストゼロの大きなポイント。
また、GOAL-Bへの転職希望者は、現メンバーのTwitter及びYouTubeで発信される仕事の様子や価値観を見た上で求人に応募してきてくれるため、入社後のミスマッチが少ないこともメリット。
2期目まではtoC向けの商品が売上の100%であったGOAL-Bにとって、集客の大半がSNS経由。
メンバーのSNSを伸ばすことは「採用」「集客」「メンバー個人の人生の充実」すべてに直結するため、3期以降もゴリゴリにやる。
具体的には、SNSが大好きなレッツゴーなぎらが「GOAL-BメンバーのSNSフォロワー数UP」を役割として担いKGI/KPIを設定している。
メンバーごとの採用経路
各メンバーごとの実際の採用経路を書きます。
AKIO(代表)
Twitterフォロワー数:4.4万人
Instagramフォロワー数:2.9万人
YouTubeチャンネル登録者数:12万人
僕です。
中川愛美(バックオフィス)
・採用経路
AKIOの妹。前職(アパレル)を退職し転職活動中だったところ、GOAL-Bの創業タイミングと被り、そのまま創業メンバーとしてジョイン。バックオフィス全般を担う。
・生き様記事
レッツゴーなぎら(広報/トレーナー/コーチ)
・採用経路
AKIOの元コーチングクライアント。一緒にやったら良くね?となり共にGOAL-Bを創業。
・SNS
Twitterフォロワー数:1.5万人
YouTubeチャンネル登録者数:2万人
山宮健太朗(COO/コーチ)
・採用経路
コーチングイベント参加者。AKIOBLOGのYouTubeを見ていて、イベントに参加しAKIOに「絶対僕を仲間にした方が良いです」と伝え採用。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.4万人
YouTubeチャンネル登録者数:0.5万人
・生き様記事
古川誠(コーチ)
・採用経路
山宮健太朗が連れてきた。山宮健太朗の親友。
・生き様記事
マンティ福原(トレーナー)
・採用経路
レッツゴーなぎらが連れてきた。レッツゴーなぎらの大学のアメフト部の後輩。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.4万人
Instagramフォロワー数:0.9万人
・生き様記事
安慶名健吾(コーチ)
・採用経路
GOAL-Bが開催したボディメイク企画のクライアント。GOAL-BメンバーのYouTubeを見ていた。
・SNS
YouTubeチャンネル登録者数:0.1万人
・生き様記事
長畑遼(トレーナー/コーチ)
・採用経路
山宮健太朗のコーチングクライアント。GOAL-BメンバーのYouTubeを見ていた。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.4万人
YouTubeチャンネル登録者数:0.2万人
・生き様記事
西村信尋(マーケティング)
・採用経路
GOAL-Bのパーソナルトレーニングジムのクライアント。GOAL-BメンバーのYouTubeを死ぬほど見ていた。
・生き様記事
山上はるか(コーチ)
・採用経路
山宮健太朗のコーチングクライアント。AKIOBLOGを見ていた。
・SNS
YouTubeチャンネル登録者数:13万人
国内外SNS総フォロワー数:25万人
・生き様記事
岡田淳(フィットネス事業部リーダー)
・採用経路
Twitterのメンバー募集ツイートから採用。長畑遼の発信をよく見ていた。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.2万人
YouTubeチャンネル登録者数:0.3万人
・生き様記事
久保田甲斐(トレーナー/コーチ)
・採用経路
長畑遼が連れてきた。長畑の大学時代の先輩。GOAL-Bメンバーの発信をよく見ていた。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.4万人
YouTubeチャンネル登録者数:0.1万人
・生き様記事
小島有史(CHRO/コーチ)
・採用経路
Twitterのメンバー募集ツイートから採用。AKIOBLOGのことは全く知らなかった。レッツゴーなぎらのYouTubeからGOAL-Bのことを知った。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.2万人
YouTubeチャンネル登録者数:0.1万人
Instagramフォロワー数:1.1万人
・生き様記事
中川利右司(コーチ)
・採用経路
山宮健太朗のコーチングクライアント&GOAL-Bが開催したボディメイク企画のクライアント。
・SNS
Twitterフォロワー数:0.1万人
・生き様記事
経営の参考にしている本
社会人になってから本は年間50-100冊は読んでいるが、特に経営の参考になった本は以下の2冊。
2冊ともド定番かと思いますが、とても学びになりました。
「ビジョナリーカンパニー」からは、生存し続ける会社の原理原則を学んだ。
「ストーリーとしての競争戦略」からは、競合優位性を発揮し長期的に利益を生み出し続ける方法を学んだ。
また著者の楠木さんの他の著書「好き嫌いと経営」も併せて読んだ結果、「好きにやることが強みをつくる」という学びを得た。
GOAL-Bの競争戦略ストーリーを描いたもの。
アップデートしていくが、今ある競争戦略ストーリーはこんな感じ。
お読みいただき、ありがとうございます。
経営者の方、モーニングに行かせてください!
めちゃくちゃラフにモーニングに行ってくださる経営者の方を募集しています。沢山の方にお会いし、学ばせていただきたいです。僕がお役に立てることがあれば全てお話しします。
GOAL-Bに1ミリでも興味を持っていただいている経営者の方、以下のフォームを記入いただけると嬉しいです。
ご記入いただいた方に対して、順にご連絡させていただきます。
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