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きょうだい会(2025/1/12)

きょうだい会。精神疾患を抱える本人や、家族、支援者などさまざまな立場の人がまぜこぜで参加して、(ここに来れば)誰でもきょうだいのようなつながりを持てるように、「対話の練習」をする場です。
 
きょうだい会の冒頭では、いつも資料に書いてあることを一文ずつ読んで回しています。新年早々、初参加の方もいらっしゃるので、あらためて資料の内容について話し合ってみましょう。
 
■冒頭の読み合わせ資料より
<きょうだい会の目的>
きょうだい会は、障がい当事者やそのきょうだいが集まり、抱えている悩みについて語り合い、悩みを解決するために仲間からアドバイスを聞く場です。自分と似た仲間との対話を通して、新たな気づきを共有し、自己や他者を受け入れながら社会とのつながりを見出します。
 
<きょうだい会の約束>
1.良い、悪い、~すべき、~すべきでない、などという批判を避けます。
2.自分の心の動きを見つめ、それを素直に表現します。
3.その時に受けた感情を大切にします。
4.1人称(私は)を使います。それがあなたの物の見方を保つ方法です。
5.秘密保持を守ります。グループで話されたことはグループ外に口外しません。
6.メンバー全員が主体的に参加します。色んな価値観や考え方の人がいるということを受け入れます。
 
<きょうだい会の進行にあたって>
1.ミーティングの時間は限られていますので、ひとりで独占せず、時間も分かち合いましょう。 
2.他の人の話しは誠実に聴き、途中でわりこんだり、さえぎったりしないようにしましょう。
 3.話すときは、「自分のこと」を自分の言葉で話しましょう。
 4.話したくないときにはパスすることができます。
 5.他の人の話に非難、中傷、説教などはしないようにしましょう。
  ここのミーティングのやり方は「言いっぱなし・聴きっぱなし」です。
 6.ミーティングで大切なことは、
  ①やる気  ②心を開く  ③正直になる  の3つです。
 7.参加された方の安全を守るために、この場で聞かれたことは、この場に
  置いて行って下さい。
 
Q:毎回読んでいるこの資料のうち、特に印象に残っている一文とどのように感じたかをお聞かせください。
 
■トーキングサークル
いまみなさんに行って頂いたように、輪になって座り、1人ずつ話をしていき、他の人は黙って聞くという時間、場のことをトーキングサークルと言います。これまでもこのように座って対話の練習を続けてきました。
 
Q:トーキングサークルで対話をすることで、(自分にとって)どんないいことがあるでしょうか?
 
 
■新年の抱負
 みなさんが、この1年、きょうだい会やお仕事、趣味やご家族、身の回りのことで色々な計画や取り組みがあると思います。可能な範囲で良いので、この場でシェアしてみましょう。

Q:2025年12月31日にあなたがどうなっていたいか?をお聞かせください。
 
 
以下、3人1組みになって新年の抱負について対話を深めましょう。

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秋野多乃
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