きょうだい会(2024/11/10)
きょうだい会は、(ここに来れば誰でもきょうだいのようなつながりを持てるように)「対話の練習をしよう」という場です。
日常会話から、一歩進んだ「対話」。自分の気持ちや考えを伝える、相手の気持ちや考えを聞く、なかなか日常では対話をする機会を持つことができません。自分や相手を傷つけるようなことがあって、初めて手遅れだったと気が付くこともあります。だからここで「練習」をして、いざというときにきちんと「対話」をする構えが取れるようにしておきたいです。
■テーマ「対話のイメージ」
さて、前回は「話すことと、聞くこと」について話し合ってみました。
今日はホワイトボードを使って「対話のイメージ」を図示してみましょう。
みなさん、こころは、一体どこにあると思いますか?
※ホワイトボードにお絵描き
■ケーススタディ
久しぶりに、わたしの自分語りです。
最近気になっていることについてお話します。
「目に見えないもの」
母の晩年、兄と3人の対話の場として、月に1回家族会議を開いていました。一番の目的は「(なるべく)急性症状の再発・入院を避けるためにどんなことができるか」について話し合うことでした。
そこでは、私がいかに不安になっているかを伝えることができ、また、母や兄の心配事を聞くこともできるようになりました。
(この経験が、きょうだい会を発足した原点になっています)
さて、兄は当時、「(コロナ禍前から)スピリチュアルに目覚めたから、どんどん調子がよくなっていく」と言っていました。わたしは、まぁそういうこともあるんだろうなぁ、と兄の言葉を受け入れていました。
しかし、母はやっぱり兄に対して「目に見えないものを信じない」とハッキリ言うのです。「お母さんは、神さまやオカルトなんか信じない」と頭ごなしに否定することもありました。
わたしは、兄の悲しそうな表情に気づくと同時に、母が抱えている心の闇のようなものも感じるようになりました。
ところが、そんな母に思いがけないことが起こったのです。
ひとりで思うように歩くこともできなくなった母は、二階のベランダから空を見上げるのが好きでした。
ある日わたしが実家に戻ると、母が、
「今日は、UFOを見たの」と嬉しそうに言うのです。
まさかのことが起こってしまったと、とても驚きました。
わたし自身はUFOについてはあまり興味はないのですが、「母がUFO見たと言って喜んでいる」ことにびっくりしたのを覚えています。
母に何が起こったのか?と思うと興味津々でした。
まぁ、今となってはとても良い思い出です。
先日、久しぶりに兄が実家に戻ってきて少しだけ話す機会がありました。
そういえば、こんなことがあったよね、と(UFOを観た)母の思い出話をしながら、「人が死ぬ時っていろんなこと(超常現象)が起こるらしいね」
と、聞きかじったことを兄に伝えました。
すると、
「お前には言わなかったけど、それだけじゃないんだよ。
お母さんの晩年は不思議なことが次々と起こっていて
俺はノートに書き溜めていたんだ」
と話し出すのです。
むむ。やっぱり・・と思った私は、
「そのノートを見せてほしい~」と懇願したのですが、
兄は「(私を含む)普通の人は、目に見えないものを信じないからなぁ」
と言うだけでした。
それからというもの、「目に見えないもの」についてとても気になっているのです。
以下、参加メンバーによるリフレクティング(省略)
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