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3歳頃、よく見ていたテレビ番組は「悪魔くん」でした。 はじめは、怖い怖いと思って見ていたのですが、 そのうち、悪魔が出てくると、 「悪魔がでてきた」といって喜ぶようになりました。 まるでダリの絵のようで、 はじめは奇妙なんだけれども、見慣れてくると当たり前に なってしまうのです。 悪魔との出会いに対して、神さまとの出会いもあります。 「もうれつア太郎」の主人公ア太郎のお父さんが 天国で出会う神様がいました。 天国には、神様はふたりいて、ぺちゃくちゃと漫才のように笑えるので
夏休みになると、ウルトラマンシリーズの再放送を朝から見られるのが楽しみだったたかさん。 幼い頃の写真では、いつもウルトラマンのポーズをしています。ウルトラマンは、たかさんの心身に深く刷り込まれていました。 ヒーローがいて悪役がいて、というヒーロー伝説や、善悪二元論は、テレビだけでなく、おもちゃや雑誌など、常に、子供たちの周りを取り囲んでいるのです。 ずいぶんと自分の深層心理にテレビが深く入り込んでいるんだなぁ、と、ある時ふと気が付いたのです。 ♪本マガジンでは、たかさ
小学校1年生の頃、 お絵描き教室に行く途中に、 大きな犬が道をふさいでいました。 大きな声で吠えられて、 びっくりして、 お絵描き道具を放り投げて、 一目散で家に逃げ帰ってきました。 昔は、野良犬が道端をウロウロと歩いていたのです。 ♪本マガジンでは、たかさんの闘病やリハビリの様子を観察し、兄妹(あにいもうと)の対話の断片を書き綴っています。記事をご覧いただいた感想をコメント頂けると嬉しいです。 たかさんの画集はこちら https://note.com/hikari1