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日商簿記3級の解説③〜財務諸表って似て非なる〜

初めましての人は初めまして。
おはこんにちは、こんばんは。資格検定取得系Vライバー秋の空です。

本日の論点は……財務諸表について。

どの表に何を書くのか分からない方が割と多数だと思います。なので、何を書くかを解説しています。

仕訳等は書きませんので、練習問題もありません。

今回は読み物形式です。把握よろしくお願いします。

さて、本題に入りますね。

3級で取り扱う財務諸表は主に【貸借対照表】と【損益計算書】です。


1、損益計算書(P/L)

さて、損益計算書って何でしょう?

損益計算書は、英語で「Profit & Loss statement」和訳で「利益と損失の声明」……そのままですね。

そうです。「損益計算書」はそのままの名前なんです。
そして、簿記会計における5つの要素のうち、損益を表すのはたった2つ。

なにか分かりますか?

……そうです。「費用」(損)と「収益」(利益)です。

損益計算書に書くものはこの2つに該当するものです。

どうですか?
結構シンプルにすると、3級の財務諸表は簡単でしょ?


↑日商簿記3級における損益計算書のイラスト

2、貸借対照表(B/S)

続いては、貸借対照表を見ていきましょう。

貸借対照表は、英語で「Balance Sheet」。直訳で「均衡の紙」……ぶっちゃけ、これだけでは何を指すか分かりませんよね。

なので、言い換えましょう。
損益計算書に書かれなくて残ってる要素は何ですか?

……そうです。「資産」と「負債」、そして「純資産」です。

貸借対照表にはこの3つが書かれます。

ならなぜ「均衡」なのか、次の解説にお書きします。


↑主な貸借表の書き方

3、それぞれの呼び方の由来

※これについては、詳しく書いてある本や、詳しく教えていただける先生は少ないです。
問題を解く上では必要では無いからかもしれません。
しかし、これを理解しておくと間違いを少なく出来ると思います。
この章で執筆することはあくまで俺の持論だということを頭に入れて読み進めてください

1、P/L

損益計算書(P/L)は、〝ある期間の経営成績〟を表します。
そして、名前もその通り「Profit & Loss Statement」

名前を分解すると、
Profit=利益
Loss=損失
Statement=声明 

そして、これらの頭文字を取り「P/L」

そのままですね。ぶっちゃけ。

そして、利益と損失を表すため、会社の「経営成績」を表します
また、経営成績…というか、成績は何でもその時点というよりは1期間を表すのでは無いでしょうか?

なので、損益計算書が「P/L」と呼ばれ、〝ある期間の経営成績を表すもの〟ということです。

2、B/S

貸借対照表(B/S)は〝ある時点での財政状態〟を表します。
貸借対照表を英語にしても「Balance Sheet」
直訳で「均衡の紙」……何もピンと来ませんよね

なら、こう認識すれば分かりやすいのでは無いでしょうか?

それは、【経営成績を支える資産などの〝均衡〟した〝財政状態〟】。

状態であれば、1時点を見たで把握できませんか?

 なので、貸借対照表は「Balance Sheet」の頭文字をとって「B/S」と呼ばれ、その内容は〝ある時点の財政状態〟だと言うことです。

4、精算表と財務諸表のちがい

ここまで読み進めていただけた方の中で1部の方はこう思った方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

「え、精算表は財務諸表じゃないの?」

結論…違います。

精算表は財務諸表を作るために使われる表であり、財務諸表ではありません。

あくまでも【財務諸表作成】のために精算表が作られるだけ。
それ以上でも以下でもありません、はい。

5、最後に

さて、本日は日商簿記3級の財務諸表の解説を書きました。
どうでしょう?理解出来ましたでしょうか?

俺、秋の空は
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