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FAHDAY開催に寄せて

今週末苫小牧市民会館にて開催されるFAHDAYは「表現の交換市」と謳われている。自分ごとに引き寄せればこれは自分にとっての「生活」を表現したものだと思う。普段の自分がしていること、自分が普段行く店が一堂に集まっている。自分にとってのケがこの日だけハレになったようなものがFAHDAYであると思う。

そもそもの開催に至る経緯はNOT WONK加藤くんのインタビュー(下記)に詳しいのでぜひ読んで欲しいのだけど、苫小牧には既に活性の火があり、昨年から新たにMIRAI FESTが加わった中でさらに新しくFAHDAYを立ち上げる加藤くんはまさにオルタナティブを体現していると思うし、その選択肢があることこそが文化的豊かさにつながると信じている。

確実に言えることは、文化というものは上から与えられるものではなくストリートから立ち上がってくるものだということだ。ローカルのゆるい繋がりが商圏を産み、持続可能な発展を目指すというのは例えばアメリカのインディレーベルが目指していたことであり、加速していくグローバル資本主義の中では困難な道のりかもしれないが、僕は応援していきたいと思う。

この街の駅前のスーパーが全部潰れてイオンモールがとって変わったのも、寂しいと感じる人もいれば、ショッピングモールはバリアフリーや分煙が徹底されていて、ミニバン・ベビーカーで子育て中の人が多い苫小牧市民にとって、とても便利になったとも言える。どちらの感覚も理解できる。
FAHDAYは僕たちの生活を表していると最初に言ったが、出演するアーティスト、出店するお店、気になってるけどなかなか行けないという人たちにこそきて欲しいと僕は思う。駐車場も用意されているし、授乳室や親子休憩室も用意されている。無料ゾーンだけでも1日いても飽きないと思うし、とにかく胃袋がいくつあっても足りないくらいの美味しいものだらけの食フェスだと思う。そしてFAHDAYがあなたの生活の一部になってくれたらいいと思う。

明日はみなさんの表情を撮影していると思います。そして自分も思いっきり楽しみたい。
それでは、またあした。

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