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個性というブランド力
「美術館を手玉に取った男」を観ての感想。
全米46カ所の美術館を30年にわたって騙し続けた贋作作家マーク・ランディスを描いたドキュメンタリー映画です。
マークは有名画家の絵を贋作しては、その作品を無料で美術館に寄贈しつ続けていました。その出来が良かったので、多くの美術館が本物と思い何年も作品を展示していたそうです。
マークは贋作がバレた後も作品を作り続けていました。家でテレビを見るだけで、他にやることもないからと。
マークはお金の為に作品作りをしていたわけではありません。彼にとって、この贋作の制作が楽しみであり生き甲斐なのだと思います。
たとえお金にならなくても、そんなにも熱中できることに出会えたことは羨ましくなるくらいです。
そして、淡々とやり続けたことにより、逆に評価され、贋作したにも関わらず何の罪にも問われませんでした。それどころか、個展の開催や映画にまでなりました。
今の時代、やりたい事を追求することで個性が出ます。そして、自分にブランドが付けば、そこから新たなビジネス展開も可能です。
ただ好きなことをやり続けることは、それだけで心がHappyになりますし、今回のようにそれが何らかの形でビジネスに繋がる可能性もあります。
熱中できることは探すものではなく、出会うものだと思っていますが、ビジネスで何かしていきたいのであれば、
自分のキャラクターを設定してそれを演じてみる
のもいいかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございます。