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死と向き合うこと
映画「世界一キライなあなたに」を観て思っとこと。
ストーリー
性格は前向きなだが、夢にチャレンジすることに躊躇し、仕事を転々としながら、なんとなく毎日を過ごしているルー。彼女の働いていたカフェが閉店してしまい、職を失ったルーは半年限定で介護の仕事に就く。ルーが担当することになったのは、快活でスポーツ好きだったが、バイクの事故で車椅子生活を送ることとなった青年実業家のウィルだった。当初、ウィルはルーに冷たく当たるが、ルーの明るさがウィルの心を溶かし、やがて2人は互いに最愛の存在となっていく。
この映画で、交通事故に遭ったウィルは、車椅子生活になり、自分ではご飯を食べることもできませんでした。しかし、ルーに出会い、また楽しい日々を過ごすことができ、ルーのことを好きになります。ルーもまたウィルが大切な存在になります。しかし、ウィルはルーに出会う前から心に決めていたことがありました。
それは、自ら命を経つことです。
国によって、それぞれ条件は異なりますが、スイスやオランダ、アメリカなどでは安楽死が認められています。
私は安楽死について賛成です。
安楽死が認められていれば、自殺によって酷い死に方をする人や、孤独死の数が減ると思います。少なくとも、誰かに看取られて行くことができます。
また、これは浅はかな考えかもしれませんが、安楽死による自殺希望者を救うことすらできる可能性もあると考えています。
ウィルは好きな人ができても、死を選びましたが、最後は幸せそうでした。
映画「ミッドナイトサン タイヨウのうた」でも、日の光を浴びることが出来ない病気の主人公が自分の死を悟り、最後は好きな人と夕陽を見に行きました。
人はいつか必ず死にます。
長生きがしたければそれでもいいと思います。
しかし、自分のタイミングでこの人生を綺麗に終えることも選択の一つだと考えています。
「終わり良ければ全てよし」と言う言葉があるように。
この先どうなるかは分かりませんが、今の考えが変わらなければ、私は最後は安楽死の認められている国へ行き、静かにこの人生を終えたいと思っています。
その方がきっと誰にも迷惑をかけず安らかに眠れます。
死と向き合う人の映画を観て、そんなことを考えました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。