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中学時代の推しに歌を教えるという奇跡

人生は伏線回収だと思っているのですが、表題のとおりの出来事がありました。

僕は小学生の頃、おニャン子クラブでアイドルに目覚め、以降今に至るまで約40年間ずっとアイドルが好きです。
中学になると世の中はバンドブームとなり、ちょっと前までは皆アイドルが好きだったのに、アイドルを好きだというと馬鹿にされる所謂「アイドル冬の時代」が到来したのですが、それでも僕は隠す事なくアイドル好きを公言していました。高校、大学、バンドでメジャーデビューしてからもずっと。それがこうじて今はアイドル専門の指導者となった程に。

夕ニャンでおニャン子でアイドルにハマった僕は当然のごとくパラゴーで乙女塾にハマったわけです。
ということはつまり当然CoCoも好きでして、おニャン子は五味岡たまきさん推しだった僕は当然のごとくCoCoは宮前真樹さん推しだったわけです。
僕は小学校時代から今に至るまでずっと、ショートカットが似合う女の子が好きなのです。

そんなCoCoの宮前真樹さんに今日はヴォーカルレッスンをさせていただきました。

いまだに意味がわかりません。

しかも中学高校とカラオケへ行けば自分の持ち曲的に歌っていた「はんぶん不思議」を指導させていただきました。

本当に意味がわかりません。

ご本人にヲタクが指導することになるなんて、長生きはするものです。
何故こうなったのかというと、僕の教え子であるアイドルグループ「ハコイリムスメ」からイベント限定で派生したユニット「RAMUNE」が、乙女塾イベントのゲストとして出演しまして、その際に宮前さんと共演させていただいたのですが、そのRAMUNEの歌声をいたく気に入っていただき、RAMUNEの歌の先生に私も習いたいと言っていただき、今日のような奇跡が起きたという流れです。

と書けば意味はわかるのですが、やはり意味がわかりません。
頭では理解していても心が理解していないと言いますか。

とは言えこちらもプロであり、アイドルボーカルレッスンの専門家という自負もありますから、ヲタク心は完全に消してレッスンさせていただきました。
それができた自分はやはり、アイドルヲタクである以上にアイドルティーチャーになったのだという気付きもあったのですが、レッスンを終えて素に戻った今、「やっぱ意味わかんねー!」と動悸が止まらないのです。
動悸はここ8年ほど患っている男性更年期障害のせいかもしれませんが。。。

宮前さんは現在、芸能活動は頻繁にはしておらず時折イベント出演するというスタンスなのですが今後イベントがいくつか続くということで、それに向けてしっかりレベルアップしたいという意識の高さに感銘を受け、そのお手伝いができればということでお受けした次第。
レッスン中の質問も的確で理解度も深く、教え甲斐のある教え子という以上に「推しえ子」だなと感じております。

と、ここまで書いてもなかなか頭の整理がつきません。普段は書けば書くほどに脳内が整理されていくのですが、それだけ興奮しているのでしょう。

本当に人生は伏線回収です。
歳をとればとるほど様々な伏線が回収されていき、その度にカタルシスを感じます。
よく人間はつらく苦しい時にアイドルにハマると言われますが、僕は小学校の頃から大人になるまでずっと生きづらさや生き苦しさを感じていました。
今でもそれを感じることが多いのですが歳をとって対処の仕方がわかったので昔よりはだいぶ楽であり、そんな中で様々な経験を重ねてきたからこそのカタルシス、魂の解放や浄化を感じることが増えています。

だからこそ若い人達にはどんどん人生の伏線をはっていって欲しいと思います。
何も動かないままでは伏線ははれません。もがくようにでもあがくようにでも、動けば動くほど、その動きがうまくいこうがいくまいが、何年何十年とたった後にこのような幸せな伏線回収が待っているのですから。

そんなわけで宮前さんの指導、今日からしばらく誠心誠意頑張らさせていただく所存です。

と、まとめましたが、やはりまだ意味がわからないままです。

サムネ写真は帰宅して開いた当時の雑誌BOMB!の1ページのCoCo。

そしてDunkの1ページの宮前さん。

そう言えば僕はショートカットで帽子の似合う女の子が昔から今に至るまでずっと好きです。
ちなみに現在の宮前さんはショートカットではないのですが、今も本当に可愛くて。
美しいという以上に可愛いままなのです。僕より年上とは全く思えないくらいにキュート。
アイドル冬の時代という逆境の中においてトップクラスに人気があった超一流アイドルだからこそですね。

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