物が壊れる季節
愛用していたBIRKENSTOCKのサンダルが壊れてしまった。
経年劣化が進んでいたところに先日のゲリラ豪雨の中歩いてびしょ濡れとなり、天日で乾かしたものの陽射しが強すぎたことにより変形してしまったのだろう。
いつものパン屋へカレーパンを食べに行く途中にこうなってしまったので帰り道はこれを履いたまま帰らなければならない。
ただでさえ奇異な見た目をしているおじさんが奇異な歩き方で歩くことになるので、なるべく人通りの少ない道を歩いて帰ることにしよう。
このサンダルに限らず、最近はよく物が壊れる。どんどん壊れていくと言った方がより正しいかもしれない。
まず愛用していたBRIEFINGのバッグが壊れてしまい、修理に出したのだがその期間バッグがないのは困るので新しいBRIEFINGのバッグを購入した。
僕は気にいるとそればかり使ってしまうので劣化が促進するということもあるのだろう。
だからスペアを用意するという意味でも購入したわけだ。
まだまだ壊れたものはある。
洗濯のピンチハンガーの洗濯バサミ部分がやはりこの連日の陽射しの強さも関係してか、毎日1本ずつ折れていく。
これはもう明日の洗濯に間に合わないので今日買わないといけない。
PORTERのキーケースもジッパー部分が動きにくくなったまま使っていて、これもいつ完全に壊れるかわからない状況なので一刻も早く新品を購入しないといけない。
財布も同様で、ボタン部分がほぼ機能していないから新品を探さねば。
そんなこんな全部合わせると結構な出費となってしまう。
なぜ色々と重なってしまうのか。
買った時期が同じならまだわかるが、そうでもないのに壊れる時期が不思議と重なる。
ポジティブに捉えるなら一気に買い物をすれば良いので楽ではあるが、その分出費はかさむ。
出費に関しては良い。
先月は激務を乗り越えたこともあり人生最高月収となったし、今月も激務で先月ほどまでは行かずとも昨年の最高月収くらいのペースで稼ぐことができている。
問題は買い物に行く暇が無いということだ。
何しろ今月はたった一日の休日があったのみで、もうその日は過ぎてしまった。
ピンチハンガーは今日仕事前に買いに行くとして、その他はゆっくりと探したいがなかなか難しい。
考えてみると来週は自分の誕生日だ。
その日も仕事だが時間に余裕はあるスケジュールなので、その日に自分で自分の誕生日を祝うべく色々と買うとしようか。
ちなみに誕生日の夜は何の予定も無い。
飲みにでも行きたいとは思っているが、孤独なおじさんが一人で飲みに行くのは哀愁が増すだけなのでどうにもこうにも。
仕事ばかりの日々。
仕事が大好きなので幸せではあるのだが、これを続けていると物だけではなく己が壊れかねない。
来月は仕事も多少落ち着く予定。
己を壊さない為にも気の置けない友人と会いたいが、あんまり仕事ばかりしているので誘い方もよくわからなくなってしまった。
そんなわけで僕を気の置けない友人だと思っていてくれている人は気軽に連絡してほしい。
9月の夜は今のところ結構空きがあるし、今月なら誕生日の夜が空いているから。