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外国人と付き合えば英語はすぐ伸びる!?この説の真理とは?
こんにちは、今回は巷でよく言われる言語の最速上達法と名高い、「外国人の恋人作れ」説についてのお話です。
先に結論からいうとこの説は正しいと私は思っています。
私は3年のオーストラリア生活で数人の外国人と交際をしました。残念ながらその中にオーストラリア人はいないのですが、今の私の英語力がある大きな要因のひとつは彼女達の存在だと思っています。
なぜ外国人の彼女ができると英語力はすぐ伸びるのか。その要因は主に3つ
• 英語が日常化する。
• 負けず嫌いに火がつく。
• 最強のモチベ維持要素になる。
あくまで私の経験則からですが、これらの要因が英語力を爆速にあげてくれました。
本稿では外国人と交際すると何故英語力はすぐ伸びるのかを実際の私の経験を元にお話していこうと思います。
1. 恋人ができた経緯
「どうやって外国人と付き合うの?」
「ある程度の英語力ないとそもそも無理じゃない?」
まずみなさんが思うことはここだと思います。
確かに誰でも簡単にできることではないかもしれませんが、ひとつ確かなのは恋人を作るのに英語力のレベルは関係ないということです。
実際私が付き合った人生初の外国人はコロンビア人でしたが、その当初の私の英語力は幼稚園レベルでした。
彼女との出会いは語学学校の入校式でした。クラス分けのテストで私はElementary class(超初級クラス)で、彼女は Upper Intermediate class(上級クラス)でした。
圧倒的に英語を喋れない私は自己紹介すらまともにできませんでしたし、クラスも違うのでその入校式以来1ヶ月は会うこともありませんでした。
そして私はその日、自身の英語力の低さに絶望し、英語を本気で勉強することを決意しました。
具体的にどのように勉強したかはこちらで詳しく書いています。
1ヶ月が過ぎた頃、ある程度英語に慣れてきた私は超積極的にクラスの友達に絡むようにしていました。
そこで最も仲良くしてくれたのがクラスのコロンビア人のグループでした。
放課後はだいたい彼らに混じり、一緒にクラブに行ったり、カフェに行ったりしていました。そのグループの中には時折彼女も参加していました。1ヶ月が経過してある程度英語がわかるようになって改めて気づいたのが、彼女の英語力の高さでした。
私はその時 Pre-Intermediate class(中初級)にいたので、周りの友達の英語力も自分と似たり寄ったりでしたが、すでにAdvance class(一番上のクラス)にいた彼女の英語力は別次元でした。
とにかく英語力を早く上達させたかった私はそれに気づいてからストーカーレベルで彼女に張り付きました。
なるべく休憩時間は彼女の教室に行き、放課後は一緒にカフェに行ってとにかくたくさん彼女と喋る機会を作りました。
結果、渡航から3ヶ月で人生初の外国人の彼女ができたのです。
あくまで結果論ですが、私はとにかく積極的に声かけまくり、相手に興味を示し続けることで恋人を作ることができました。
この方法は相当の行動力が必要ですので、誰にでもお勧めできることではないですが、とにかく英語力は恋人作りには関係ないと思います。
2. 外国人と付き合う際の問題点
外国人の恋人ができることによるメリットも多いですが、少なからずデメリットもあります。
英語の観点以外でデメリットだと思ったのは「価値観が日本人と異なる」ということです。
価値観といっても色々ありますが、特に気になったのは以下の3つです。
•日本にない文化がある
•お互いの常識が違う
•味の好みが異なる
これらは全て生まれ育った環境から培われる価値観 なので、容易に改善できるものではないと思います。
文化やその国の常識というのは国民性から生じるものですし、味の好みも然りです。
お互いに許容できる部分、できない部分の折り合いをつけて、妥協点を見つけて行かないと関係を続けるのは難しいと私は思いました。
この問題は相手の国籍により異なるので、日本との価値観の違いについてはまた別の記事で詳しく解説します。
兎にも角にも国際結婚ができる方々は様々な困難を乗り越えています。
この大変さの片鱗を少しでも知ると、憧れとは程遠い、難しい現実がそこにあることに気づきます。
国際結婚できる人達は本当にすごいと思います。
3. 恋人が英語学習に与える影響
さて本題です。外国人の恋人が英語学習に与える影響とは具体的にどのようなことなのかです。
結論を繰り返しますが恋人ができると恋人との間で使ってる言語の能力はめちゃくちゃ上がります。
なぜそう言い切れるかというと英語を使わなければいけない環境を容易に形成できるからです。
他の記事でもなんども述べていますが、英語学習の本質はトドつまり自分との戦いです。
環境を整え、上達の為に努力をすることで英語力は身につきます。
その上で恋人がいることは以下の3点において英語力向上に大きく影響を与えてくれました。
• 英語が日常化する。
• 負けず嫌いに火がつく。
• 最強のモチベ維持要素になる。
順番に見ていきます。
1. 英語が日常化する
恋人ができるとその相手と過ごす時間は自然と増えますし、二人で会話する時間も長くなります。
伝えたい事はきちんと伝えなくてはならないですし、相手の言ってることもしっかり理解しなくてはなりません。
それゆえ不自由なくコミニュケーションができる英語力は必須になるので、そこまで到達するまでは否が応でも努力して身につけなくてはなりません。
最低限そのレベルまで達成できないと日常生活がストレスになってしまいます。
こうなってくると本能的にやらなければやばいと思うので自発的に学習に取り組むようになるはずです。
また英語で話すことが当たり前になるくらい毎日英会話しなくてはならなくなるので英語を扱うことが日常化し、経験値を凝縮して蓄積することができます。
2. 負けず嫌いに火がつく
共通言語が英語である以上、言いたいことは全て英語で言えないと自分の考えは伝わりません。また日本人同士なら言わなくても察する。という文化がありますがこれも日本人の中でのしきたりです。
ちょっとした意見の相違や納得できないと思ったことが会った時、チキンと言葉にして伝えなければいけません。
私の場合、英語力が圧倒的に彼女より劣っていた分、頭の中では相手を打ちのめす正論が展開できていてもそれが英語で言えなくて、圧倒的な喋る量で圧倒されてしまい結局何も言い返せないということが多々ありました。
それが悔しくて悔しくて彼女の見てない場所で語彙を増やす訓練をしていました。彼女を説き伏せ、黙り込ませる姿だけを想像して必死で努力しました。
特に私は根っからの負けず嫌いなところもあるので
このように身近に勝ちたい相手と言いますか、このような存在がいることは私の負けず嫌いな性分に火をつけ、日々の努力へのいいスパイスになってくれました。
3. 最強のモチベ維持要素になる
結局はこれが全てです。彼女の存在が英語を勉強しなくてはならないよいう動機付けを与えてくれ、常に彼女が私の勉強へ向かう気持ちに背中を押してくれました。
楽しい、嬉しい、悲しい、寂しい、恋しい、辛い。
こういった感情も全て、共有するには英語を使って伝えなければなりません。
そして英語ができるようになる程、自分の考えが伝えられるようになり、相手がどうゆう人間なのかが理解できてきます。
好きな人のことへの興味というのは誰だって高いはずです。
英語が上手くなる。=恋人のことをより知れる。
この動機づけはこの上ない、英語学習に置ける最強のモチベーションになります。
おわりに
いかがだったでしょうか?
言語をいち早く覚えたい、上達させたいならその言語をとにかく実戦で使いまくることが最速の上達論であることは他の記事でもいつもお伝えしていますが、覚えたい言語を扱う恋人を作ることはそのモチベーションを最大に高めてくれます。
国籍が違うがゆえの価値観の違いという問題は少なからず出てくるとは思います。
しかしそれも受け入れ国際交際を楽しむことができるのなら、英語も伸びるし、海外の文化や考え方も学べると捉えることもできます。
英語を頑張る意味や意義がしっかりと持てないのなら、いっそ好きな人を作ってみるのも一つの手段かもしれません。
恋人の存在というのは誰にとっても大きいものです。
その恋人の存在が英語を頑張る動機つけになれば、あなたの英語力は爆発的に伸びる可能性は大いにありえます。
恋人獲得に捧ぐ情熱は人によっては凄まじいものがあります。この情熱を上手く英語学習に応用できるのであれば、利用しない手はないかもしれませんね。
では また別の記事で
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