シナリオセンター研修科課題「記者」の脚本。
よ。
今日の課題から後期カリキュラムに入ります。先日の「別れの一瞬」が中期カリキュラムラストの課題でした。
頑張りましたね。中期では、ドラマ作りの本質を勉強しました。
ドラマは、葛藤と対立と相克といわれます。その部分を徹底的に勉強してきました。
一瞬シリーズでは、変化を勉強しました。アンチからはいる方法も勉強しましたね。
新井一先生は、必ず受講生の方にお渡しする色紙に「ドラマとは変化である」とお書きになりました。まさにその勉強をされてきたのです。
研修科最後になる後期では、勉強した映像表現を駆使して、いかに面白いドラマを創るか、アイデア、ヒント、キャラクターの勉強をして、総仕上げにしましょう。
とこんなアツいメッセージが中期カリキュラムを終えると書かれていました。(昨日の分に書き忘れてた)
後期の頃にはぼくは課題を出さなきゃ出さなきゃと必死で、めちゃくちゃだったことを覚えてます。ほんとにただただ必死でした。正直あまり読み返したくはないのですが、そんなことはどうだっていいです。読み返してみましょう。何か発見があるかもしれない。
目次
1.読む
2.キャラクター表
3.先生の評価はこんな感じ
4.好きなとこ
1.読む
題名 夏菜子と山崎とスッシー
人物 水本夏菜子(29)アプリ恋ドキのライター
山崎哲郎(33)ボート屋
鈴木(40)アプリ恋ドキの社長、編集長
2.キャラクター表
20から24までの課題は職業ものになり、課題に応じたアドバイスがなくなります。その代わりここからは「主役のキャラクター表を必ず書いてください」と言われます。なのでこんな風に書きます。
主人公水本夏菜子(29)のキャラ表
水本夏菜子は現在、人気アプリ「恋ドキ」でライターを務めている。
緊張をすると白目がちになる体質のせいでまともな恋愛経験がない。キスのチャンスは全て白目でパー。
29にもなって初キスも終えていない彼女の楽しみは風呂上がりに冷えたゼリーに唇をあてがうこと。夏菜子の書く記事は100%妄想である。集中すると唇を尖らせる癖がある。黒髪の長髪である。身長は168。
3.先生の評価はこんな感じ
・トップの夏菜子のセリフ、一発でキャラが分かるいい一言ですね。ドタバタと騒がしい夏菜子のキャラが面白い。
・まんまと鈴木の策略にはまった夏菜子。しかし開き直ってスッシーを探しに挑む姿は前向きで応援したくなりますね。
・但し、虫嫌い、未確認生物など信用しない、一度引き受けた仕事は何があっても最後までやりとげるといった人物設定をすると、記者としてのプライドと絶対にやりたくない仕事との間で葛藤が生まれます。
・主人公が困るシーン”どうやって邪魔してやろうか、いじめてやろうか、そう簡単に思う様にはさせないぞ”と思いながら描いてくださいね。
キャラクターは確かに面白いっぽいのですが、記者の課題としては「記者としてのプライド」とかそういうのを描けていなければなりませんね。先生の言うように、夏菜子をもっと困らせて死ぬ淵に追いやらないといけませんね。猛省。
4.好きなとこ
・主人公水本夏菜子が好き
最後までドタドタとうるさい女ですが、見ていられるかわいいキャラクターだと思いました。
9ページの「しょうがないでしょあんた図体でかくて赤ちゃんがこの世に生まれてくるのも惜しむぐらい怖い顔してるんだから」
11ページの「社長!社長!鈴木ー!」とかもいいよね。叫びたくなる。
・ヤマテツが出てくる
ヤマテツっつーのは「湖」という課題でも書いたハゲのおっさんなのですが、ふと思いついて使ってみました。
以上、シナリオセンター研修科課題「記者」の読み直しでしたー。
また明日!
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