シナリオセンター研修科課題「サスペンス」の脚本を読み直そう。
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2018年5月5日に3.先生の評価はこんな感じを追記しました!
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ウッス!
目次
1.読む
2.サスペンスとは
3.先生の評価はこんな感じ
4.好きなとこ
1.読む
2.サスペンスとは
人物が決め手です。巻き込まれるものに魅力をつけると面白くなります。
カットバックを使ってみましょう。
カットバックというのは違う画面を交互に挟むことですね。簡単に脚本に起こすと以下のようなものです。
◯駅前・ベンチの下
赤と青の動線がつながった爆弾。タイマーが2分を切る。
◯走っている男
男「走るのは嫌なんだよぉ!」
男の目線、駅前のベンチが見える。
◯駅前・ベンチの下
赤と青の動線がつながった爆弾。タイマーが1分を切る。
たったの3つの柱ですが、こうやってシーンを挟ませることで「走るのが嫌いな男が爆弾を処理するために走っている」ようにに見えるわけです。
映画やドラマはこれをふんだんに使うことで未来に行けたり、過去に飛ばしたり、ミスリードさせたりといったことができます。カットバックを上手に使うことができると、視聴者に緊張感などを与えることができるんですね。
よくある「サスペンスとミステリーの違い」ですが、
サスペンス → 視聴者は犯人を知っている。
映画でいうとヒッチコックのサイコとか!
ミステリー → 視聴者は犯人を知らない。
ユージュアルサスペクツでも見ててください。
めっちゃざっくりだけどこんな違いがあるんだと分かれば・・・分かると何がいいんだ?
3.先生の評価はこんな感じ
*20180505更新*
・課題のサスペンスが世にも奇妙な物語、そんなアイデアが詰まった作品になりました。
・ふたりのキャラがよく描けてます。特に商人のセリフが面白いですね。
・マッチの火がついてる間だけ好きな場所に行けるという設定が面白いので。設定に対立させて。行けたけど帰ってこれない構成を考えて下さい。
※例えば
・好きな人のロッカーや押し入れの中とか、
・目の前に大金がある金持の家
・アイドルの部屋など、
・主人公はどうするのでしょう?又、面白い物語が始まりそうです。
一貫して言われてるのは「主人公が困ったらどうなるか」ってことなんですよね。。。トホホ。がんばりましょう。
4.好きなとこ
・商人が変なもの売ってるのが好き
「週刊ストーリーランド」が好きで、それを脚本にした感じです。
今回はけんと君がぼったくろうとする商人から、擦ると移動ができるマッチで逃げただけですのでいささか物足りない感じ。
マッチで移動する様は映像に映える感じになっているので、もう少しテーマ性を練り込んで、けんとと商人のキャラクターをもうちょっぴりひねり込んで感情移入出来るやつに仕立て上げられると、おもしろくなるかもしれないねぇ。
・ガバガバのルールが好き
看板にかかっていた布が外れると「触ったら絶対買ってね」と書かれているようです。寝起きで考えたようなこのガバガバ商人ルールが大好き。小5ぐらいまでは通じると思うんですけどねぇ。
以上です〜。
明日は「アクションドラマ」を読み直したいと思います。