リリース直後の「無風」を避けるためにやったこと14選〜スマホアプリマーケティング体験記(toCグローバル)〜【1人担当 or 個人開発者向け】
toCアプリ開発は怖いです。ツール系アプリ、ゲーム系アプリ開発者の知人ともよく話すのですが、「出してみないと正直わからない」という要素が多々あり、数ヶ月かけてこだわって作ってもリリースしたら無風だったという声もよく聞きます🥶
私は、所属する会社(株式会社bajji)にて、2020年〜2022年まで「Feelyou(フィールユー)」というtoCアプリの責任者として0→1企画から仕様策定、マーケティング、CSなど、開発以外のほぼすべてを一人で担当していました。(そもそもチーム構成として私以外はエンジニアだったのでやらざるをえなかった)
※アプリは2024年10月よりメンテナンス中で使用できない状況になっています
このアプリは「ソーシャル感情日記」という、感情日記を世界のみんなで共有するというコンセプトです。X(Twitter)に「感情」がついている、といえばわかりやすいでしょうか。
みんなで日記を共有しあうという仕組みのため、リリース直後に一定のユーザー数、そして投稿数を確保する必要がありました。
リリース前の1週間ほどは不安で不安で不眠が続き、リリース直後は24h体制でアプリにかじりついていました。荒らしなどによって初期ユーザーが離れてしまうのが怖く、いつでも対処できるようにしておきたかったからです。
そんな不安いっぱいでリリースしましたが、結果的にはリリース直後にグローバルで500超の投稿、そしてリリースしてから6ヶ月以内で、メディア掲載、Google Playベストオブ2020隠れた名作部門大賞などの評価をいただくことができました!🎉
(それ以降も、テレビからの取材やグッドデザイン賞受賞等、さまざまな注目をいただきましたが、それらはグロースフェーズのため今回は触れていません)
このアプリ自体は、2024年現在は残念ながら会社の都合上アップデートを止めてしまっている状況です。
が、どうしてリリース直後の無風を避けることができたのか?についてはさまざまな取り組みをやったので、誰かの役に立てればと思いnoteに残しておきたいと思い、書いてみることにしました。
このnoteは、以下の方向けに書いています。
そして、以下を目的として、有料にしてみることにしました…!
ぶっちゃけ、私の試行錯誤を書き残しているだけなので、どこまで役に立つかわかりません。ですが、「そんな方法もあるかも」と少しでも気づきを提供できたらうれしいです!(目次だけでも概要はわかります)
また、AI(ChatGPT等)が登場する前の話なので、効率が悪いことも多々やっていると思います。その点はご承知おきください。
私と同じように、リソースが限られた中で一人でアプリを広めていかなければならない人のためになればと思います。
そして当然ながら、今回のような試行錯誤ができたのは会社とチームメンバーのおかげであることを改めて強調しておきます。
それでは、前置きが長くなりましたが、以下からやったこと14選スタートします!
1. 自分が欲しいものを作る。そのうえでニーズがあるかどうかのリサーチは当たり前に徹底する
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