素人登山 高尾山・小仏城山編
こんにちは
もっと高い山に登りたい!
ということで、春は自分の体力を見てウィークポイントを洗い出したうえで体を鍛える、ということを改めてやろうと頑張っていた。
登山というかハイキングを初めて丸一年が過ぎた。持っている体力よりレベルの高い所へいってヘトヘトになったり足をグネったりしていて大変順調に成長している。
登山の体力を測る上では、同じ山同じルートでどれくらいの負荷で下山できたかを見るのが一番わかりやすい。塔ノ岳でのトレーニングが有名だそうだが、多分今の私ではかなり時間がかかる。まずは塔ノ岳でのトレーニングのためのトレーニングである。現在はお洒落な服を買いに行く服がない状態である。
なのでトイレや食事が充実した高尾山へ5月に2回出かけた。1回目は6号路から登って1号路から下山。2回目は6号路から小仏城山、小仏峠から下山。
以下は主に2回目の登山記録としている。
駅から7時50分くらいから出発
初めて6号路を歩いたときは5月初旬だった。白い小さい花(ニリンソウ?)がすぐそばでたくさん咲いていてとてもかわいく、そして川のそばを遡って歩いて行くのも楽しい。姿を見つけられなかったがカエルが所々で鳴いていた。
春の登山が私は一番好きだなぁと感じる。奈良も個人的には4月末の若葉が出てすぐくらいが一番おすすめである。桜の時期は混むがゴールデンウィークまでの時期は季節がいいのに人が少なかったのでよくウロウロしたものだ。今はインバウンドがこれでもかと来るので同じ状態かは分からないが。
途中浅ーい川の中へ入って登っていくポイントがあり、5分くらいの間だがここが6号路のお気に入りスポットである。
滑りやすいので多少濡れるの覚悟で丸い石を避けていくほうが危なくないな・・。と思う。濡れまいと大きめの石に乗って渡ろうとすると、そのほうが落ちて危険であった。
川の中ポイントを通過すると木の階段ポイントがすぐである。一気に標高を稼ぐためにかなり急である。ここで息切れしない人をみると猛者だ・・と勝手に尊敬する。登りきるとベンチが多数あるので絶対に休憩する。猛者じゃないので。
これを書いているのは7月だが、もう夏はあまりに暑過ぎて低山は猛者でも熱中症になっているようだ。初めから低山は諦めて黙々とジムへゆくしかない。
Xでの情報を私なりに総合すると、登り初めの標高が1000mくらいないと、暑過ぎて行動不可能な感じがする。
高尾山頂9時到着。
高尾山で少し行動食をとってもみじ台から一丁平園地へ、もみじ台にはお店とトイレがあるがトイレは結構臭う感じなので高尾山の方で行くようにしてほしい。
この日は富士山がしっかり見える空気の澄んだ日だったので、すべての展望台から山を拝むことができた。一丁平展望デッキのすぐそばの休憩スペースにておにぎりを食べる。紅茶も持ってきたが思った以上に暑い日だったのであまり飲まなかった。
今回水を余分に持ってこなかったのが大失敗であった。高尾山の山頂付近の水場が利用不可となっていたためである。この場合多少高くついても買える時に買っておこう・・。と強く思った。
(もしかしてゴールデンウィーク前だったから水を買わせるのに利用不可にしたんか・・?と勘繰ってしまう)
ごはんも食べたので元気に出発する。一丁平から小仏城山への道もすごくいい雰囲気だ。はっきり黄色い蘭が咲いていて、あとて調べたらキンランと言うらしい。
小仏城山10時着、休憩もとってこれなので結構早いペースで進めている。
ここはかき氷が有名な茶屋だが、たくさん冷たいものを食べられない体質なので甘酒を注文。めっちゃおいしい、というか飲む点滴と呼ばれるだけある。染みる。私が行った時期はまだ蚊がそこまでいない季節だったが、真夏は凄そうだな・・と感じた。働いてる方々まじリスペクトです。
ここも近くにトイレがあった。見ていないが臭いがしたので多分そんなに綺麗ではない。
今回は尿意が遠く、高尾山で利用した以降は帰りの駅までトイレを使わなかった。正直なところ山のトイレは使わずにすむならそうしたい・・。
城山10時20分出発、城山から小仏峠まではちょっと杉林の鬱蒼とした雰囲気だった。途中廃屋のある広場みたいな場所があるがあまりゆったりできる感じではないので水だけ飲んで先を急ぐ。
峠までは30分以内についた、ここから下山していく。
今回ストックを一本で登ってみたがこれがとてもしっくりきた。2本は手が空かなくて邪魔だな・・とならないからである。1本持ってもうひとつ予備に、というのがいちばん良さそう。
このルートはくだっているうちに水が上から流れているところがあり、靴の泥を落とすブラシが数個置いてある、ありがたく使わせて貰う。バスに乗るし。
この辺りからはコンクリートの道になってゆくのでバス停まで黙々と歩くだけである。途中に胡散臭すぎる謎宗教施設があるが華麗にスルー。
小仏バス停に11時33分着、ここにもトイレがある。使ってないが臭くないので多分いけるトイレである。バスはここが終点なんで出発まで車内でゆっくり涼ませてもらう。グレープフルーツのパックジュース美味しい・・。
余談だが小仏トンネルってここのことか!!とちょっと感動、私は車に乗らない上関西人なのでよくラジオで出てくるインターチェンジなどはサッパリである。だが小仏トンネルは渋滞で有名なので名前は知っていた。
バスにのりながら遥か上にごっつい高速道路が走っているのをおもしろく見ていた。上を歩いてたのかー。
今回の工程は合計3時間50分ほど、休憩30分距離9k、登り683 下り582m
YAMAPでは標準タイム4時間24分らしく、結構早めのペースで登り切れたし体力的にもまだ余裕があった。10キロ前後でもう少し練習しよう。
早く涼しくなって訓練と山の楽しみが再開できたらよいと思う。けがには気をつけよう。
ではまた
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