天丼する日
ただの天丼じゃねぇぞ?
ド級の天丼
‼️‼️‼️🍤ド天丼だ🍤‼️‼️‼️
まずはこれを見てほしい
こちらは我らが茨城県、道の駅こが まくらがの里にて販売されている「おったまげ天丼」だ
こちらの「おったまげ」とは茨城の方言であり漢字では「押魂消」と書く
なにが「おったまげ」なのか、それはボリュームにある
天麩羅の種類は8種11品
南瓜2枚、海老2本、舞茸2個、鱚1枚、蓮根1枚、人参1枚、長芋1本、薩摩芋1枚
オイオイオイ‼️‼️‼️‼️‼️
ワンパクじゃねぇか‼️‼️‼️‼️‼️
この時点で「いやいやおったまげって……w 所詮道の駅の飯、たいしたことないのよ、ペロリと喰らい尽くして店員を"おったまげ"させたりますわw なんつってなw あ、ご飯大盛りにしちゃうよ〜んw」と舐め腐っていた数分前の自分をぶん殴ってやりたい所だった
だが、ぼくは知っていた
大盛りグルメを喰らう時の『鉄則』を
この手のデカ盛りは、まず『進む者』『進まない物』で区分する
「海老」「舞茸」「鱚」は『進む物』
「南瓜」「人参」「薩摩芋」は『進まない物』
そう、これらは「白飯」が「進む」か「進まない」かである。勿論、読者の皆様に置かれましてはそれぞれの決め方をすると良い。
ぼくにはぼくの「進む物」
あなたにはあなたの「進む物」
って訳やね。
と、写真奥側にある取り皿へ、天ぷらを1度どかす。
ぼくはお米が食べづらいのが世界で1番嫌いだからね
お米を食べやすいようにしたってコト
そうしたら、主に進まない野菜天を先に処理していく
まず、黄金に輝く南瓜を箸にとった
スチコンでしっかり蒸されているのか、皮も柔らかく本来の素材の甘さが出てあまじょっぱ〜いタレとの相性はバツグンだ!(4倍弱点)
続いて、主張が強かった人参。
こちらも根菜特有の硬さがなく、非常に食べやすかった
ほんのり塩っけがあり、思ったより進む側だったのは予想外だった!
さらに、大判の薩摩芋!
昨今では甘い薩摩芋がブームだけど、個人的にはあんまり甘くない薩摩芋に塩を一振かけるのが好き。マヨネーズなんかも結構合うよね。
まぁ、特に言うことは無い味。
進まんなぁ。
野菜天を処理しきったぼくは、遂に辿り着く
進む側へ
力強く海を闊歩してきたであろう海老と鱚
山のパワーを存分に貰って育った舞茸
これらの食材はいつだってぼくに「進む力」を与えてくれる
お前らとならぼくは前へ、前へ。力強く、進む事が出来る…………………
‼️‼️‼️‼️できない‼️‼️‼️‼️
予想外だった、芋が腹に溜まりすぎている
それに、あまじょっぱいタレが余計に胃に負担をかけている。弱点4倍は伊達じゃない。
あれだけぼくに力をくれていた海老も、鱚も、舞茸も
胃が受け付けない
カラッと上がった天ぷらも今となっては恨めしい。巫山戯ているのか?この世の全てが憎いです。
よくよく考えたら、天丼なんてもたれるもの、今のぼくが食べられる訳なかった
様々な後悔が降りかかるが原因はひとつ
ご飯大盛り。これが良くなかった。普通に2合くらいよそってある。これおっちゃんのせいか?え?2合あるとは思わんやん。普通は400gくらいやん。大盛り言うたってさ。
他責である(キートン山田)
とはいえ、1度注文したものを残すのは人として間違っている。気合いでねじ込み、付け合せの味噌汁を啜り、一息。
あ〜〜〜腹ちぎれて死にそ〜〜〜
もう二度と食わへんわドブカスが
あ。後日、うどん屋で大盛りうどんと天丼セットを頼みましたが、胃袋が爆発して死んだのでまた暫く日記の更新はありません。
若いうち
食っておくべき
ド天丼
以上「天丼する日」でした。
ご拝読、ありがとうございました。