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映画には厳しい
2023/08/29(火)
ぐんねりと過ごす1日。
あれもこれも進まなかったのは暑さのせいにしたい。でも全国が暑いから言い訳にならないな……。
明日はがんばろうと誓う。
2023/08/30(水)
もったりと過ごす1日。おい……
それでも、古い本を処分したり、小説ではない何らかの文章を書いて送るべきところに送ったりした。
映画『ゴールデンカムイ』の出演俳優が発表された。
原作マンガでは筋骨隆々の男ばかりが登場するが、実写映画の俳優が全員そうというわけではない。私は別にかまわない。ガチムチのマッチョであることが作劇上どうしても必要なキャラってそんなにいるだろうか。そうじゃなくても話は成り立つのではないか。もちろん、谷垣がひょろひょろだとか、原作のイメージからかけ離れたルックスであれば、あえてそうするだけの相応の理由は求めるけれど、演技や演出によってキャラの精神性がしっかりと表現されていればいい。
マンガ原作の実写映画に対する、私みたいな考えは少数派らしい。
最初から「実写は駄作」と決めつけるような意見を言う人もいまだに根強い。なんで映画には厳しいんだろう。舞台やミュージカルには甘いのに、と思ってしまう。
舞台は映画とは文法が異なり、観客の想像力に委ねる部分が多いゆえに、イメージの齟齬は小さいという理屈はわかる。マンガのキャラそのままのピンクや緑の髪のかつらとか、実写映画で着けるのは相当ハードルが高いけど、舞台だとなんとなく受け容れられる……観劇経験が乏しい私にもそういうのはわかる。
でも、舞台を観るときに豊かな想像力を発揮できるなら、それを映画にも少しくらい向けたっていいじゃないか。映画が工夫して表現している原作のスピリッツを、もう少し積極的に受け止めてもいいじゃないか、とも思うのだ。
島二郎……何なんだ君は……
Twitterで連載されている「ちいかわ」のマンガに、2週間前に新登場したキャラクタが話題をさらっている。
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何か……いや、何なんだろう……えーと、何?
この気になって仕方がない感じ、魔力としかいいようがない。
こういうキャラクターを生み出したいものですね(どうやって小説で?)
ようやく、気温が少しだけ下がってきた。
夜を渡る風が「熱風」という感じではなくなってきた。
夏フェスに行ったり楽しいことはあったけど、あまり馬力はかからないまま8月が終わろうとしている。いったい何なのだろう、この無気力は。恐ろしいのはこれが今後の「普通」「常態」になること。
しっかりしなくては。私を待っている人はいない。私のために席は空いていない。視界から消えればそれっきりだ。