ジュニアNISA、2023年廃止で逆に使いやすく!
ジュニアNISA、要望があり調べてみましたが、廃止することで使いやすくなった模様です笑
(これまでは18歳前に解約してしまうと、遡って課税対象となってしまう形でした)
ただし成年年齢の引き下げ(20歳→18歳)になったため、2022年は19歳までの方が利用できますが、2023年は、17歳までとなります。気になっている方はお早目に手続きを。
ジュニアNISA(ジュニアニーサ)とは
未成年のお子様のための「少額投資非課税制度」です。
ジュニアNISA口座で投資すると、そこで得た利益や、配当金・分配金にかかる税金が0%(非課税)になります。
・口座開設する年の1月1日現在で0~19歳
・スポット購入・積立買付
・毎年80万円(未使用分の翌年以降への繰り越しNG)
・最大400万円(80万円×5年間)
・最長5年間
非課税期間終了後、2023年の制度終了時点で20歳になっていない方は、2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を継続管理勘定に移管(ロールオーバー)することができます。
継続管理勘定では20歳になるまで(1月1日時点で20歳である年の前年12月31日まで)、金融商品を非課税で保有し続けることができます。ロールオーバー可能な金額に上限はなく、時価が80万円を超過している場合も、そのすべてを継続管理勘定に移すことができます。
ジュニアNISA廃止でルール変更
2024年1月1日以降ルールが変更となります。2024年1月1日以降は全部解約(ジュニアNISA口座の廃止)した際の利益に対してさかのぼって課税されることはありません。
払出制限は2024年以降も適用されるため、ジュニアNISA口座を開設している状態で資金の一部だけの引き出しはできません。
20歳以降は自動的に一般NISA口座が開設される
口座名義人が20歳を迎えた翌月から、ジュニアNISA口座の管理は、口座名義人本人が行います。 ただし、同年12月31日までは、ジュニアNISA口座での取引となるため、非課税投資枠は80万円から変わりません。
ジュニアNISA口座で非課税期間が経過した上場株式等は、NISA口座にすべてロールオーバーすることができます。
※NISA口座の成人年齢は2023年1月1日に、20歳から18歳に引き下げられます。
ジュニアNISAで買えるもの
例えば楽天証券の場合、国内株式、投資信託のほぼすべてに使えます。株であれば配当金の高いものや、投資信託であれば信託報酬が低くインデックス型のようなものに入れると良いかなと思います。
口座開設の方法
ジュニアNISAをはじめるには、未成年口座の開設が必要です。
楽天証券の場合、親権者は、あらかじめ楽天証券の総合取引口座を開設し、そののち、未成年口座・ジュニアNISA口座を同時申し込みとなります。
以上、お子様がいる家庭はぜひ利用したい制度ですね!
お金を運用することで投資の勉強にもつながると思います^^
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