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「おはよう」「おやすみ」でiPhoneショートカットが登録できないときの裏技

iPhoneのショートカットは便利なアプリなのですが、「おはよう」や「おやすみ」といった名前をショートカットで登録することができません。

登録しようとすると、「“おはよう”という名前のホームシーンはすでにあります。このショートカットに付ける別の名前を選択してください。」というエラーメッセージが出てきます。

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これはユーザー自身が「おはよう」「おやすみ」という名前のショートカットを作成していないにもかかわらず、システムで弾かれるエラーです。

Siriで「おはよう」「おやすみ」と言うとランダムで挨拶を返してくれるので、すでにそのプログラムはあるから別の名前を使ってよ、というメッセージなのだろうと思います。

「おはよう」「おやすみ」が使えないときの解決法

解決法は単純です。下記のいずれかの名前に設定すると、登録できます。

「おはよう!」
「おはよう?」
「おはよう〜」

なんと、最後に記号を加えるだけで解決できちゃいます。しかもこれ、Siriに普通に「おはよう」と言っても、ちゃんと聞き取って該当のショートカットを起動してくれるんですよ。便利ですね!

もちろん、「おはよう」の部分を「おやすみ」に変えても、ちゃんと使えます。ぜひお試しください。

Siriでショートカットを起動するときの一工夫

一文字を付け足すだけで、「おはよう」「おやすみ」の合い言葉でSiriがショートカットを起動してくれます。ただ、このままだとちょっと芸がありません。返事もさせてみましょう。

「Appおよびアクションを検索」で「音声」と入力して、「テキストを読み上げる」を追加します。「●●を読み上げる」の●●の部分をタップし、「おやすみなさい。よい夢を……」と入力します。

ついでに、Siriのコマンド「Siriを終了して続ける」も追加します。すると、自動でSiriの画面が消えるので余計な一手間がなくなります。

以下は「おやすみ〜」というショートカットの実例です。Siriに「おやすみ」と言うと、返事がもらえ、指定したプレイリストを再生してくれます。

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余談

システム処理時間の関係だと思いますが、「テキストを読み上げる」のコマンドはSiri経由で返事されるときと、Siriが終了してから音声読み上げがされるときがあります。どちらも画面上部に数秒間、通知メッセージが出ますが、自動で消えます。

私が確認したのは2パターンの通知方法でしたが、「あれ? いつもと違う!?」と心配する方がいるかもしれませんので、情報を共有しておきますね……。