CXB48のお気持ち表明(総括とタイムテーブル編)
謝辞
CROSS×BEATS, crossbeats REV.のプレイヤーたち総勢48名が作成したmixを2020年6月20日,21日,27日の合計3日間で配信する、『CXB48』を開催いたしました。
mix提出いただいた方が48名。
イラストを提供してくださった方が11名。
運営としてお手伝いいただいた、やー(@yah_pnz)さんとhalka(@h41k4)さん。
そして何より視聴してくださったみなさま。
本当にありがとうございました。
ゲームの中の人が現れたり、譜面作成者が名乗り出たり、楽曲提供者がTシャツの宣伝に来たり、配信の裏でコメント残して去っていったり、もう何がなんなのかゴチャゴチャもしてましたが、モチーフとしているクロスビーツというゲームをよく表現できているのかもしれません。
イベント名に「48」とつけていましたが、48人になったのは本当に偶然です。直前で出せなくなった人がいたり、逆に参加してくれた人がいたり、いろいろなことは起きたものの、最終的にぴったり48人になるとは思っていませんでした。
ぶっちゃけ20人集まったらすごいなって思ってました。
運にも恵まれたのかなあと思います。本当にみなさまのおかげです。
当日のアーカイブは消えてしまっている可能性があるので、コメントとしてはそこまで多くないですが、Twitterのハッシュタグ #CXB48 で検索していただけると、そのときの様子を少し垣間見ることができて楽しいかもしれません。
・・・。
これ以上、お礼を述べたり、ありがたそうなお言葉を並べても私らしくないし、面白くないので、多くの人から気になっていると言われた「24時間分のタイムテーブルの決め方」について書こうと思います。
運営側のシステムや運用は変わったことをしているので書きたいところではあるのですが、それは別記事で書きます。少々お待ちください。
タイムテーブルについて
運営は3名いましたが、タイムテーブルについては私の完全な独断と偏見によるものです。
数人のタイムテーブルでさえ考えたことがないのに、48人のタイムテーブルなんて考えたことがなかったので、正解がわかりません。なので自分の中で軸を決めて決定しました。
大事にした考え方は
経験の有無、知名度の有無に関係なく、mixの内容だけを加味したタイムテーブルを構成する
配信を聞くタイミングが最初からでも途中からでも「めっちゃ良い」mixが流れている状態を作り出す
48人のmixを組み合わせて24時間のmixを作る気持ちで決める
この3点です。
まず最初に48人全員のセットリストを一覧で並べ、全員のmixを聞きながらいくつかの要素としてデータを出しました。
1行目はmixのBPMの速さです。厳密に分けてはおらず、「これ速いな、遅いな」くらいのもので分けてます。(ただし音ゲーマー基準なので、BPM128は低速です。)
2行目の割合は「mixに含まれるクロスビーツ関連楽曲の割合」になります。原曲ではないRemixを含めるかどうかはその時の気分でしたので、大まかな割合です。
3行目は通し番号なだけなのでスキップ。
4行目のDJ名のところに色分けを行っています。これは「楽曲の繋ぎ方のカットイン率」をなんとなく(超重要)で色分けしています。カットインが多いから下手とかそういうわけではなく、似た繋ぎ方のDJはなるべく前後にしないようにした方が面白いかな、というくらいの目安です。
これらの情報を参考にして、48のmixを振り分けていきました。
はじまりの曲
各日の1曲目は、「はじまり」を感じられる曲が1曲目に来ているmixを選んびました。
Day 1:『Azitate』は、ゲームアプリ『CROSS×BEATS』のPVで使われていた楽曲です。本当のはじまりのはじまり。
Day 2:『Touch of Gold』は『CROSS×BEATS』のMusic No.2の楽曲で、Music No.順に並べた時に、現在手に入れることができる音源の中で最も早い番号の楽曲になります。ゲームの中では途中から入手まで時間がかかるようになってしまいましたが、それもご愛嬌。
Day 3:『DEEP PURPLE』はアーケードゲーム『crossbeats REV.』のPVに使われていた楽曲です。REV.からゲームに入った人からすると、これが最初の曲としてイメージされるのではないでしょうか。
カプコンタイム
22時はC社のゲームミュージックが使われているmixにしました。1日にまとめずに3日にバラしたのは、3日間全部聴けない人が普通だろうということで、どの日程でも必ず聴けるように、という思惑がありました。
また、明確な雰囲気の転換というのもあり、このmixの前後でそれまでの流れの雰囲気と別になるようにしています。
22時だと聞く人が増える頃合いかなーというのも見計っていました。
おわりの曲
Day 1の『さよなら最終列車』は、完全に曲名です。「さよなら」って名前のタイトルだし。他に候補があったら私をトリになんて配置しないです。Day 1ということで、終わりを感じつつも翌日に向けて前向きな気持ちになれる楽曲だろうということで選びました。
Day 2:『Spica』はアプリ版に期間限定で収録され、その後REV.で常駐しました。アプリで遊べなくなってしまったのですが、不具合の補填で一時的に復活したという珍しい経歴を持つ楽曲です。OP曲というよりED曲のイメージが強いです。
Day 3:『Mechanized Daydream』はアプリ版が迎えることができた最後の年末である2017年12月のランダムセレクト祭専用楽曲でした。この楽曲はかなりの人気を持つ曲であること、またBPMも高速であるから最後の最後としてふさわしいだろうという考えです。実はこの1曲前が「Amateras」というのも理由なんですけどね。(Amateras締めという締めが流行っていました)また、選曲が48mixの総括といえるようなmixなので締めにはふさわしいと思っての大トリでした。
似たジャンルは可能な限り寄せるが、曲被りはあまり気にしない
楽曲被りがOKなので、誰かしらと曲が被ってしまいます。私は曲が被ることよりも、ジャンルを比較的寄せるような組み方をしました。
わかりやすいのがDay 2ですね。序盤は落ち着いたBPMで敢えて固めて、終盤は露骨にハードコアにしています。
本来であれば同じ曲を使っているmixは離すのが普通だと思いますが、ジャンルを寄せて行った結果、どうしても同じ曲が続いてしまうことがありました。
しかし「良い曲は何度聞いても良い曲」なので、連続で流れることは優先度として落としていました。
配信というイベントの性質上、「誰がどのタイミングで配信に参加し、離脱する」かのコントロールはほぼ不可能です。出入りが気軽なのが配信の良いところです。
そのため、連続で曲が使われていたとしても、ひとつ前のmixを聞いてない人にとっては「初めて聴く曲」になります。
また、ずっと聴いてる人からすると同じ曲だと微妙な雰囲気になるかもしれませんが、事前に曲被りすることを伝えているイベントになるため、「また流れたw」という話題になるという強みがありました。
繋ぎ方も人によって違うので、さっきはこうだったけど、次はこう繋がった!という楽しみもあるだろうという思いもありました。
実はあった!日毎のコンセプト
Day 1:「音楽ゲームに収録されている楽曲のmixが多い」
Day 2:「音楽ゲームに収録されていない楽曲のmixが多い」
Day 3:「Day 1とDay 2の合体Day」
というコンセプトで組んでいます。
クロスビーツを元にしたイベントなので、クロスビーツに収録されている楽曲の割合は平坦になるように調整はしています。
最後に
「このmixは露骨にトリを狙ってるなー」
「趣味全開ですごい。こういうの好き」
「なんでそういう飛び道具mixやってくるの、しんくまさん」
のように皆さんのmixを初めて聞いた時は、どれも衝撃的でした。
かなりの変則的なタイムテーブルを組んでいるため、結構疑問を持たれている方が多かったと思います。
このような考えて構成したので、何かあればそれは私のセンスが悪いというだけですね(笑)
『次回は・・・?』と言われると思うのですが何も考えていないですし、おそらく情勢も考えると、やらない可能性の方が現時点では高いです。
こういうのって初回だからこそ、盛り上がるみたいなところがあると思うのですよ。次やるとしても期間はあけると思います。
その「もし」が起きたときのために、皆様にはたくさんの音楽ゲームをプレーしていただき、楽曲をdigっていただき、各地の箱イベに客として参加したり、演者として参加したりして腕前を上げておいてください。
それではまた、何かのイベントでお会いしましょう!
次は箱でやりたいな。誰かやりませんか・・・?
蛇足
最近VRChatにハマっておりまして、VRC内のDJイベントにもよく遊びに行っています。
音楽ゲームメインのイベントがあまりなさそう・・・?なので一緒にやってくださる方いらっしゃいませんか?
本当に始めたばっかりで自前ワールドもないし、EmoteにDJ機材もセットしてない状態が私なのですが、少しずつ始めてみたいと思っています。
何かありましたら以下に気軽に声かけていただけると、フルトラで土下座しに参ります。よろしくお願いします。
Twitter : akina_plus
VRChat : akina-02