【怪盗レッド日常ショート】衣替え
※以下のショートストーリーは、秋木真が個人で書いた非公式になります。
アスカ「う~ん……そろそろ衣替えしなきゃなぁ」
アスカは、自分の部屋のタンスを前に腕を組む。
アスカ「よし! 寒くなってきたし衣替えしちゃおう!」
タンスの洋服の入れ替え作業を始めるアスカ。
だいたい終わりが近づいた頃。
玄関のドアが開いた音がして、ケイが部屋にくる。
アスカ「おかえりー。大学の研究室どうだった?」
ケイ「いつも通り。……なにしてるの?」
ケイが怪訝そうな顔で、アスカを見る。
アスカ「ごめん、散らかってて。衣替えしてたからさ。ケイのもする? やっちゃうけど」
ケイ「いい。自分でする。それにまだ早い」
アスカ「ええーっ、だって今日だって結構寒いよ」
ケイ「天気図を見た感じだと、来週はまた気温がもどるよ」
アスカ「そうなの? っていうか天気予報じゃなくて、天気図?」
ケイ「天気図を見れば、予報はできるから」
アスカ「そんな天気予報士さんみたいなこと……ってケイにいまさらか。じゃあ、衣替えは早まったかなぁ」
ケイ「もうすぐ冬なのは確かだし、今着る洋服を数枚残しておけばいいと思うけど」
アスカ「それもそっか。じゃあ、わたしはちょっと外走ってくるね」
ケイ「トレーニングウェアは衣替えしないの?」
アスカ「どうせ熱くなるからね。冬でも半そでだよ」
ケイが意味が分からないという顔をする。
ケイ「衣替えの意味って……」
アスカ「じゃあ、いってきまーす!」
END
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