事例紹介/【令和4年度】ふるさと財団(地域再生マネージャー事業)に掲載されました。
本プロジェクトは、(※)地域再生マネージャー事業の外部専門家である株式会社アスリック(濱 博一 様)より「地域ブランディングを促進していくために、クリエイティブチームの力が必要なのでぜひ相談させて頂けないでしょうか?」というオファーを頂いたことからはじまりました。
(※)下記引用元
その後、2021年度末の事前準備期間を経て、2022年4月度より大阪府三島郡島本町の外部クリエイティブ専門家として参画することに。ではさっそく下記プロセスについて解説していきたいと思います。
大阪府三島郡島本町とは?
まずそもそも「島本町ってどこにあるのか?」という話ですが、エリアとして大阪と京都の府境。
交通面だと大阪駅・京都駅ともに約20分でいける比較的利便の高いベットタウン。地域資源面なら自然と都市がちょうど良く両立し、大阪府内で唯一「名水百選」にも選ばれた「離宮の水(りきゅうのみず)」が有名です。そして多くの人が知る有名どころだと「サントリー山崎蒸溜所」(日本のウイスキー発祥の地)で、まさに水がとても綺麗だからこそ。
あと実は、(※)2021-2022年度「住み続けたい街ランキング」1位(その他「街の幸福度/2位」「街に誇りがある/4位」「街に愛着がある/5位」)になっていたりします。そんな住む側からすると「あ、これって良い所なんだ!」と言葉になりにくい隠れた魅力「常温のあたたかさ」を感じられるエリアです。
(※)下記引用元
●島本町が「住み続けたい自治体ランキング(いい部屋ねっと(大東建託))」で全国No.1になりました! - 島本町ホームページ
●住み続けたい 自治体ランキング<関西版>
プロジェクトの流れ
話を戻しますが、本エリアで目指したのは「地域のブランド価値向上×商業(地域経済)のにぎわいづくり=シビックプライドの醸成」でした。そのためには、まず地域ブランド形成・発信にデザインの統一感を出す。その手段としてコミュニケーションデザインの確立をすべく、共通指標(=モノサシ)が必要になってきます。このあたりの知見は諸先輩方のお力やサポートを借りながら進めて参りました。
共通指標(=モノサシ)を「デザイン計画」と設定し、参考イメージ(=本プロジェクトではムードボードと表現)を共有。そこから役場の皆さまと協議を重ねながら、「デザイン計画」要素を5つのキーワード(①ペルソナへ向けた価値設計②ビジュアル③キーワード④フォント⑤カラー)を軸に落とし込み、それらを言語化・ビジュアル化を繰り返し、一つの方向性(ブランドコンセプト)を見出しました。
2022年度は年間計画策定・現地基礎調査・ペルソナ設計・インタビュー調査・ブランド設計・インナーブランディング(職場内研修×計2回)・アウトプットとなる「デザイン計画」の作成まで実施。
2023年度は2022年度策定した「デザイン計画」に基づいた「タウンプロモーション」の広報展開も鋭意準備中です。今後の発信もお楽しみに。
実施したプロジェクトアクション
掲載詳細
①「地域再生マネージャー事業」報告書 一覧(令和3~4年度)
②「令和4年度 地域再生マネージャー事業 報告書」
●2-9|大阪府島本町【京となにわが出会う場所(まち)「島本町」リノベーション大作戦事業】
●P78-85|下記PDFリンクに掲載
https://www.furusato-zaidan.or.jp/wp-content/uploads/2023/04/fcafec08f7f03036099bdd59a19b07fd.pdf
③一般財団法人 地域総合整備財団<ふるさと財団>
プロジェクト関係者一覧
●自治体担当課:島本町役場 都市創造部 にぎわい創造課
●外部専門家:地域再生マネージャー 濱 博一 様(株式会社アスリック)
●外部クリエイティブ専門家:原田 岳・森倉 ヒロキ・坂 彬光(株式会社taliki クリエイティブ事業部)
お問い合わせ先
①.メールアドレス|【akimitsusaka(アットマーク)gmail.com】まで
②.FacebookのDM【友達ではない場合は友達申請のちDMください】
③.お問い合わせ連絡時
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