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【イベントレポ】「半歩先の未来を考えることは、自分にとって大事なことは何か、見失わないために習慣を見直すこと。」#働き方が変わったその先を考えようVol.1-前半

こんにちは、akimichiです。


「今度こそ梅雨入りですよね?」と毎朝、お空に再確認したくなるついこの頃。

先日参加した5月20日(日)にデジタルハリウッド大阪校(@dhw_osaka)で開催されたイベント「#働き方が変わったその先を考えよう #プラスワンスキルのすすめ 」についてまとめてみました。



※少し長めの投稿ですので、前半・後半に分けて投稿したいなと思います。前半は【6月9日】に、そして後半は【6月10日公開】に。


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イベント内で出てきたキーワードの数々をどうシュッとまとめようか、日々ウンウン唸って、浸け置きして気づけば6月になってしまいました(という言い訳をまず最初にさせて下さい)。


ちなみに「忙しさ」という言葉に振り回されて、日々流されてしまっているのは私だけでしょうか。そんな時に思った疑問が「実際、働き方が最近大きく変わってきたかな?」ということ。


私の答えは「ノー」でした。
正直「世の中的に働き方が変わってきているぞ!ほら共通の知人のあの子も素敵な生き方や働き方をしている!」というメディアや社会の空気感とは裏腹にむしろ目の前のことで精一杯なのが現実ではありませんか(ハッ、僕みたいに余裕がない人だけか)。


そんな周りの素敵な人たちとの差に苦しんだり、悩んだり、羨んだりすることの方が圧倒的に多いんじゃないかなと思います。でもそれで当たり前。というか普通の感覚なんだと思いますし、みんな大なり小なり悩んでるんですきっと。


そんな事より「自分の今までを見つめ直すために半歩先の未来について考えてみる。でもどうやって整理して、行動に移していったらいいんだろうか?」という問いに対して、ヒントになればという思いでまとめる事にしました。


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ゲストは鳥井弘文さんと明石悠佳さんのお二人。

まずは鳥井弘文さん。
鳥井さんとは「SUSONO」の関西出張イベントで初めてお会いして以来、「隠居系男子」のブログ発信内容に興味・関心を持つ様に。


以前からTwitterのタイムラインでよくお見かけする方だったので、どんな価値観がベースにある方なのかこのイベントを通してより深く聞くことができるのではないかと思いました。


現在は株式会社waseiで「灯台もと暮らし」というWebメディアを運営されています。テーマは「これからの暮らしを考えるより幸せで、納得感ある生き方を読者に届ける」というもの。


鳥井さん曰く「様々な人の暮らしや生き方を多面的に見せて、その生き方に憧れるのではなく、自分たちがどんな生き方をしたいのか選びとってもらいたいと思って運営しています。」とのこと。


興味のある方は是非、覗いてみてはと思います。


上記の「SUSONO」というオンラインコミュニティサロンの運営もしているとのこと。僕が最近、一番気になっているコミュニティです。


お次はあかしゆかさん。

私は元々サイボウズのことは2011年ごろの学生時代から知っており、当時から「サイボウズ Live」の愛用者。プロジェクト管理ツールとしてよく資料共有としてイベントやゼミの仲間同士で利用していました。


現在、彼女はサイボウズのコーポレートブランディング部でコンテンツ編集者として自社メディア「サイボウズ式」の記事の企画・編集をしたり、イベント運営でリアルの方々とお話することをしています。またフリーランスの編集者・ライターとしても活躍しているのだそうです。すごいなぁ。


そもそも、サイボウズに入社してから自分が色々な所でお仕事をする様になったのには4度の転機があったからだそうです。



明石さん:一つ目が4年前サイボウスに入社する前から「いつか編集者になりたい」と思って社内制度を利用して、編集の仕事を始めることになったことです。

明石さん:サイボウズの中には自社メディアがあったので、そこに潜り込めれば編集者になれるかもしれないと、漠然としたキャリアがありました。最初はグループウェアの製品プロモーションをする部署で2年ほど。


その後「大人の体験入部」という社内制度を利用して兼部する様になりました。割合としては製品プロモーション:3割、サイボウズ式:7割ですね。でも自分はスキルが全然無い事に気づき、学びたいという気持ちが湧いてきました。ちょうどその頃に募集がしていた「ほぼ日の塾」という講座を受講。主にコンテンツの作り方を学ぶ様な内容で4ヶ月ほどだったと思います。


明石さん:2度目の転機は3年目の初めくらいにサイボウズ式を運営するコーポレートブランディング部に異動になった事だと思います。

明石さん:それから部署の異動してみるとやっぱり編集者の友人がどんどん増えていって自分のスキルの無さを感じながら、もっと学びたいなという気持ちが大きくなっていきました。その後半年くらい毎週土曜日に宣伝会議さんが運営する編集・ライター講座に通う様になりました。


明石さん:3度目の転機は株式会社コルクの代表の佐渡島さんの取材をした事です。

明石さん:その時に個人と会社の関係ってどんな風になっていくんでしょうかという質問を佐渡島さんにさせてもらった時に「Twitterが命だよ」と言われました。


会社に長くいる事よりもTwitterのフォロワー数が沢山いた方がよっぽど価値があるから、明石さんもやったほうがいいとおっしゃって頂き、それから私もTwitterを始める様になりました。ちょうど1年半前ですかね。


最近ではTwitterで自分の気持ちなんかを発信するために「note」っていうブログを使って発信しています。


明石さん:4度目はtwitterで発信をマメに投稿し続けていたら、複業のお誘いを頂く様になった事ですね。「取材・ライティング等は興味ございますか?」という風に。

明石さん:そもそも自分で執筆した経験もなかったですし、「普段企画・編集をしているんですけどライティングはした事ないんです。」という風にお伝えしたら、「明石さんらしい文体で書かれているものがあれば教えて下さい」と。


それから最初にお仕事させて貰ったライティングのお仕事がこちらです。

(参照)鎌倉の生チョコレート専門店「ca ca o」


それからお仕事のお誘いを徐々に頂く様になりました。そしたらこんな複業をしましたみたいな発信をする様になってから、Forbes Japanさんでの執筆やその他イベントでの登壇依頼も少しずつ増えてきました。


この後は主に参加者からの質問をベースにしたディスカッション。

※ディスカッションテーマは6つある中から私が気になる質問だなと思った内容を個人的に抜粋させて頂きました。


Q.もし自分に、仕事やスキル・仕事面で嫉妬してしまう相手がいた時の、自分自身で納得するための対処法な度があれば…

明石さん:「最高の離婚」や「カルテット」の脚本家の方で坂元裕二さんが「初恋と不倫」という小説の中でおっしゃってたセリフ「絶望とはあり得たかもしれない希望のことをいうのだと思います」というのがあります。


(参照)「絶望しない大人にはならない」


あの時自分も◯◯してたら、そうなっていたかもしれないけれどなれなかったと思った時にそこでキラキラ輝いている人がいたら、その人に対して嫉妬するみたいなものかなと感じています。


嫉妬はマイペースの対局的で、私はあまり人に対して嫉妬しないんですよね。嫉妬という感情に自分がぐらつかされるという事がないので「人は人、自分は自分」と思っています。


活躍している人がいたとしても、自分がもしかしたらそこで生きれたかもしれないと思っても生きれなかった現実が自分だからって思いますね。おそらく現実主義なんだと思います。


鳥井さん:例えば、いい作品を見ても嫉妬とかはないですか?

明石さん:嫉妬、というより凄いなって思います。逆に鳥井さんは嫉妬しますか?


鳥井さん:嫉妬はしますよ。あのジブリの鈴木敏夫さんというプロデューサーの方が大好きで追ってるんですが「いいクリエイターはいい作品に嫉妬する」という言葉があって、出会った瞬間に嫉妬してしまうのは健全なことなんじゃないのかなって思います。


でその感情をどう対処するかが重要な気がしますね。生まれてきてしまう感情は仕方がないから生まれてきた後にどう対応するかなんだと思いますね。


その人が隣の芝生で活躍している人だから嫉妬してしまうじゃないかって思います。だったらその人と仲間になってしまえばいいんじゃないのかなって思います。キングコング西野さんも同じ様な事を言っていて「共犯者」になると言っているんですよね。


仲間になってしまえば、無条件で応援できるなと思うんですよね。だから嫉妬する人がいたら無条件で会ってみたらいいんじゃないかなと思います。だから「くらしのきほん」松浦弥太郎さんの文章を見てこんなの書けるのは凄いなって尊敬をしてしまいますね。


Q1.手放した方がいいと思う習慣、身につけた方が良いと思う習慣まずは手放した方が良いと思う習慣から考えてみましょうか。

明石さん:私自身、一度習慣にしたことは無意識の内に習慣にしてしまうことがあるんですよね。例えば3日連続でアイスのカフェラテを何も考えず朝無意識にアイスのカフェラテを買ってしまったり。


他にも本質的に不必要なのに、これって習慣だからって自分の中で習慣づけて言い訳をして繰り返している週間とかある様な気がします。ちょっと何が言いたいのか言語化できるまで待って下さい。


鳥井さん:はい(笑)


僕が思うにですが手放した方が良いと自分で思う習慣があるんだったら、自分で手放せば良いと思うんですよね。人がこう言ってたから手放さない。


これは残しておくとか、逆に人がこう言ったからとかではなくて、自分で手放した方がいいなと思う習慣なんだったら僕は手放した方が良いと思いますね。


それは社会的とか、正しい、正しくないは別にして自分にとって「心地いいかどうか」で判断した方が良いと思うんですよね。


それで全て判断した方が良いなって思います。逆に残した方が良いと思う習慣なんだったら残せば良いんだと思います。なんだかどんどんチャレンジして行って良いんだと思います。何だかお金がかかるとか、人間関係だとかズルズルしてなかなか上手く行かないことが多いとは思うのですが。


明石さん:はい、もう大丈夫です。言語化できました(笑)


鳥井さん:はい!では、お願いします。


明石さん:何か続けることが目的になってしまった習慣は手放した方が良いかなって思います。例えば最初の頃は人脈を広げるために月10人会うとか、人脈を広げることが目的で始めた習慣なのに、それを続けて行く内に10人に会うことが目的にすり替わってしまっている習慣ってあるなって思ったんですよね。


何だか自分が何のためにやっているんだったっけって見失ってしまった時は、一回その習慣を手放して、問題を考え直す。べきなのかなぁって思います。


Q2.身につけた方が良いと思う習慣

明石さん:鳥井さんは毎日書くって決めていらっしゃるんですよね。

鳥井さん:はい、午前中は毎日。文章を書くって大事ですからね。

明石さん:自分がやりたいこととかやりたい方向性に繋がる、確実に役に立つと分かっている週間は身につけた方が良いなって思いますよね。


例えば私も書くこと。編集も自分がやりたいと思って決めたこと。だから毎日書けば自分の為になると分かっているので、自分へ言い聞かしつつ、なかなかやれていない習慣だなと思っています(笑)


鳥井さん:うん、そうですね。僕も午前中に毎日書くって決めてから書き始めたんですが、その時間が僕の思考の整理になっているという感じですね。主に自分で考えて、それを文章に書き起こして、それを他者とシェアするという時間です。だから午前中はアポイントを入れないって決めています。もちろん、目上の人やイベントとかであれば、引き受けるんですけどそうでなければ、午前中は出来るだけ入れない様にしています。


それは平日だけで、土日はしていないんですが。でもこの思考を整理する時間がなかったら、今の自分はないだろうなと思うくらい大事だなと思いますね。



私が今回のイベントを通じてきっと無意識的にやってしまう日常の習慣は疑ってみた方がいいんだろうなと思いました。必要があれば捨てたり、新調したりすることも大事なのかもしれません。


正直、常備薬(=大切にしたい習慣)を探している最中はとっても苦しかったり、忙しかったり。それも含めて定期的に振り返ってみる時間を敢えて作る。


その時々で自分にとって「それって本当に大事で、心地よいこと?」と聞いてみてはいかがでしょうか。後半に続く...。



※少し長めの投稿ですので、前半・後半に分けて投稿したいなと思います。前半は【6月9日】に、そして後半は【6月10日公開】に。
※noteで自分がシェアした興味・関心を振り返ります。まずは試しに月に3回くらい。※Twitterの呟きをネタ元にしてnoteへ月3回まとめていきます。呟きは「自分の興味・関心(50%)ぼやき(50%)」ツイート&リンクRT。ツイートをネタ元にnoteへまとめるって方法です。主にWebメディアやSNSの活用を月初・中頃。月末はミレニアルズ世代の新しい働き方をまとめます。今のところ一番よき活用方法だなと思ってやってみます。

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