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Aリーグ:大混戦の最終局面

こんにちは。久しぶりのノートです。気が付いたら2021年もすでに5月が終わりそう。コロナで大打撃を受けたスポーツ界も何とか再開し、ここオーストラリアではスタジアムに観客を入れるまでに復帰、日程の調整はあるものの、あのわくわく・ドキドキ感が戻ってきました。今回はサッカーのトップリーグであるAリーグのシーズン終盤をちょこっとご紹介。

6月5日でリーグ戦終了するAリーグ。実は今、大混戦なんですよ。残り3節26試合を残した状態の順位表をどうぞ。

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今季のAリーグは3週間後の6月5日でリーグ戦が終わりです。その後、上位6チームがファイナル・トーナメントを行こない優勝が決定します。そのファイナル・トーナメント、1位と2位にはシード権が与えられ1週間お休みが確定しているので超有利なのです。3週間を残すところの順位表(上記)でもお分かりのよう8チームにチャンスが残っていますし、その順位はまだまだ未定ですね。で、気になるのが、残り試合数です。結構バラバラなのは、シーズン中にコロナのクラスターが出てしまい試合が延期になった為です。残り試合数が多い方が有利なのか、或いは少ない方が得なのか...。残りの試合の対戦相手をざっくり表にしました。*赤字表記はアウェイゲームです。

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個人的ですが上位8位のチームについて見解を.......

1位 メルボルン・シティ:4試合残っているものの遠征はブリスベンのみ。下位のニューカッスルとビクトリーの試合があるのも優位。このままトップで終了したいところー多分大丈夫!かな...。直近5試合も4勝1分負けなしと好調そのもの!

2位 シドニー:3試合のみ残しているので、選手の体調管理、疲労回復も見込まれる優位な位置。ただし3試合共に対戦相手はファイナル・トーナメントに入る可能性を残しているチームなだけに、熱戦になる事、間違いなし。2位の地位をキープできるか?

3位 セントラル・コースト・マリナーズ:最後の2試合をホームで尚且つ、最下位の2チームとの対戦ーこれはラッキー!?!ただし、メルボルン・シティ戦で好調の波に乗れるかが、鍵?と言うのも、直近5試合・1勝3分け1負とあまり勝てていないのよね...。

4位 アデレード:3試合残すのみも、アウェイ2試合がどう響くのか。選手の回復に時間を費やすか、どうか。直近5試合では勝ち試合が1。これは立て直したいところ。下位のビクトリーとの対戦で好調の波に乗れれば上位進出もあり!

5位 マッカーサー:今年から加入の新チームの躍進には脱帽。アウェイのパース戦以外はホームとその近郊で体調管理もしやすいかも。ただ、パース遠征はちょっと酷かも。直近5試合では負けていない(2勝3分)し、初参戦で気合は充分!

6位 ブリスベン:最も多くの5試合を残す唯一のチーム。試合数が多いので最大15ポイント獲得も可!2試合のアウェイ遠征もそれほど遠くないニューサウスウェールズ州へのみ。ただし過密日程の洗礼を受けなければならないのも事実。選手の疲労・体調管理が鍵になる?1位と2位のチームとの対戦が残っているのも要注意。直近5試合見ても(1勝2分2負)ちょっとお疲れ気味な感じ...。がんばれ!

7位 ウエスタン・シドニー・ワンダラーズ:アウェイ遠征は最終節のアデレードのみ。シドニーとの対戦はダービーとして盛り上がるのは必至。前回の対決時に圧倒的強さで勝った経験が自信になり、今回も勝利すれば好調の波に乗る!かな?最終節のアデレード戦までに何回勝ち点3をとれるかで順位も変わってきそうな立ち位置。

8位 パース・グローリー:4試合中3試合がアウェイ戦、尚且つ、その一つの対ウエリントン戦はニュージーランドへの遠征。距離5000㎞以上、飛行時間3時間半。その後ブリスベンへ。ちょっと酷かも。。。ただし、直近5試合は4勝1分と絶好調!そのまま攻め続けて順位を上げて行きたいところ。

私の考察と予想と願望もちょっと入れて...:今年のメルボルン・シティの強さは半端ない!と言い切りたかったのですが、FWのナバウト選手(元浦和レッズ!)がお怪我でシーズン終了してしまった。これで崩れてしまうのではないかとちょっと心配でした。で・す・が!その代わりに登場するであろう選手が椿直紀君!去年までJ2のギラヴァンツ北九州で活躍した若手の選手で、横浜Fマリノスからローン移籍している選手です。先週はナバウト選手の代わりにスタメン出場し、初得点も決めました。これは期待大ですね。ここで大活躍を見せて....ステップアップ!かな? そして、ブリスベン・ロアー。ここにも注目選手!コンサドーレ札幌からレンタル移籍し、背番号10を背負い、その瞬発力、運動量とカリスマ性でブリスベンのサポーターを虜にした檀崎竜孔選手。と、元日本代表の工藤壮人選手が所属してます。是非ファイナルトーナメントに進出、活躍してほしいものです。ダークホース的に、パース・グローリーを紹介。このチームの開幕は昨年ACL出場したため少々遅く、それだけ過密日程を強いられてきました。また過酷な連続アウェイ試合も経験し、シーズン途中まで下位で低迷していました。が、元日本代表の太田宏介選手が加入されてから生まれ変わったように強くなってきました。なかなか大変な残り試合ですが、なんとかトップ6に入って、その活躍を見せてほしいです。もう1チーム、私的に期待したいのがウエスタン・シドニー・ワンダラーズ。このチームには過去に何人もの日本人選手が所属し、活躍していました(そうです!小野伸二選手!)。このチームに今シーズン途中から元清水エスパルスの選手、ミッチ・デューク選手が中東からローン移籍してきました(彼にとっては帰国です)。彼が出場する頃から突然強くなり始めたこのチーム。彼の好調さに勝利の女神も微笑みがちです。さて、どうなる事でしょうか!今から3週間ドキドキしながら過ごせそうです。

ざざっと、簡単ですがご紹介いたしました。日本のJリーグほど知名度がある訳では無いですが、世界の端っこにこんなリーグもあるんです。よろしかったらちょっと頭の隅にでも入れておいて頂けるととっても嬉しいです。ではでは~。

P.S.  ちなみに、今年のACLの予選にメルボルン・シティとブリスベン・ロアーも出ますよーーー。このお話はまた今度!(多分ね)

もし興味が出て来たら。。。こちらでチェックしてくださいませ。Aリーグのダイジェスト動画が見られます。

https://www.youtube.com/channel/UC5qRwzD58S_sTEoLpl6AzTQ

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