【不育症の妊娠ブログ】#04.成育医療研究センターで不育症検査

2回目の稽留流産手術も無事終わり、術後の経過チェック診察のために手術をした総合病院を訪れました。

1回目も2回目も胎児側に特に問題はなく、反復流産(稽留流産を2回繰り返すこと)になるので不育症の検査を受けてみたらどうですか?とご提案があったので受けてみることに。

そこの病院では不育症の検査や治療はやっていなかったので、不育症治療で有名(?)な世田谷区にある成育医療研究センターの紹介状を書いてもらいました。

なかなか予約が取れなくて稽留流産手術から約2ヶ月くらい先になってしまったのですが、成育医療センターで不育症の検査を受けました。

不育症検査は主に血液検査とエコー検査、あと希望すれば夫婦の遺伝子検査もできるようですが我が家は遺伝子検査はやっていません。

血液検査は甲状腺の数値と抗リン脂質抗体の数値を検査しますが、私はすでに甲状腺疾患は治療中なので甲状腺検査もやらず。

抗リン脂質抗体の検査のみを実施したところこれが陽性であることが発覚!

難しいことはよくわからんのですが、これが陽性だと血栓ができやすい体質らしく臍の緒に血栓ができることにより胎児に栄養が届かなくなって育たない、みたいなことらしいです。

ただこの検査、確定するには同じ検査を90日以上開けてもう1度しないといけないらしくまたここで約3ヶ月の足止め。。

なかなか思うように先に進めない苛立ちみたいなものもありましたが、正直この3ヶ月間は不妊治療から解放されてクリニック通いしなくていいし急な早退、遅刻、休暇を取る必要もなく仕事に集中できて正直とても満たされた3ヶ月でした。

そして3ヶ月後。

再検査の結果も陽性だったため、次回妊娠が成立したらすぐに治療を開始しましょうということになりました。


抗カルジオピリン抗体陽性の場合の治療は血液凝固を防ぐための投薬治療がメインになります。

1つめはアスピリン(バイアスピリン)の服薬
妊娠の可能性が少しでもある場合、すぐに服薬を 開始してくださいとのこと。1日1回服薬します。

2つめはヘパリンカルシウム自己注射
これは自分で注射を打つのですが、その練習のために成育医療センターでは2泊3日の教育入院が必須とのこと。
妊娠が成立したら(子宮内妊娠であることが確認でき次第)すぐに入院手続きをとって教育入院が必要になるそうです。

クリニックによっては外来で対応してくれるところもあるみたいですが。。

正直体外受精の採卵前とかにも自己注射してたし、そんな注射の教育で2泊3日もいるー?!
ってのが正直な感想。。

だってスーパーママっ子な子供と1日だって離れたことなかったのに、いきなり2泊3日も離れ離れだなんてどうなってしまうのだろう?!とすごーく心配でした。
特に夜の寝かしつけが心配で。。

とはいえ病院の方針なら従わざるを得ない。。

移植が終わり妊娠の成立が確認でき次第次回の予約を取ってください、とのことで一旦成育医療センターでの不育症検査は終了しました。


不育症検査結構値段が高いのですが、東京都にお住まいの方は不育症検査助成金で上限5万円補助金が出るので申請をお忘れなく。

ありがとう東京都!!

←PREV 稽留流産手術
NEXT→ 自己注射教育入院





いいなと思ったら応援しよう!