2人目どうするか問題の決め手
第1子を体外受精で授かった我が家。
その時に作った凍結胚と胚盤胞を保存していたので、第2子も体外受精で授かる予定でした。
第1子が2歳になる頃、2人目どうするか問題について夫婦で何度も話し合ったものの
「いずれ2人目は欲しいよね」
「でも今は目の前の生活でいっぱいいっぱいで考えられない…」
「うんうん…」
「じゃあいつになったら余裕ができるんだろう」
「それはわかんないよね…」
「でも私たちももういい歳だし早く決めないと…」
「そうなんだけど…」
みたいな堂々巡りの会話を何度となく繰り返し、なかなか一歩踏み出せなかった我が家です。
特にまだ子供がしょっちゅう風邪をひいては寝込み看病に追われ寝不足になり、そして最後に私たちにうつって大人も寝込むみたいなことがしょっちゅうだったので、
その真っ只中では
「…子供は1人でもいいんじゃないかしら…2人とか・・・無理…」
と思うこともしばしば。
でも子供が元気になるとやっぱり欲しいなと思ったり本当に当時は常に心が揺れてました。
復職して仕事も波に乗ってきたし楽しいし、このまま家族3人で平穏に過ごすのも悪くないか、、
なんて思ってた時にミスチルのHEROがイヤホンから流れてきて。
「人生をフルコースで深く味わうための幾つものスパイスが誰もに用意されていて
時には苦かったり渋く思うこともあるだろう
そして最後のデザートを笑って食べる君のそばに僕はいたい」
何度も何度も今までだって聴いていた曲なはずなのに
このフレーズを聞いた瞬間になんか色々モヤモヤと悩んでたことがスッと晴れて、
きっと今懸念している色々な不安は人生をフルコースで味わうためのスパイスなんだって思えて、
よし2人目、頑張ろう!!
って心が決まりました。
この先大変なことがあってもきっとこのフレーズを思い出せば頑張れる気がする。
歌詞とはちょっと違うけれど
大変なことを乗り越えて子育てがひと段落したら
夫と「あの時は大変だったよね!」と笑い合う、
それが私の目指す最後のデザートかな。
そんな感じで2人目の妊活を再びスタートさせたのでした。
NEXT→稽留流産1回目
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?