NYで働いているヘアサロンがなくなるけどわりと前向きなはなし
写真はブルックリンの秋晴れです☺︎
さて。
働いているヘアサロンのNY店がなくなります。
コロナのせいかと言われればそうかもしれないけど、それだけが理由ではない。とおもう。
アメリカでビザを取って働くって本当に大変なことだよなとつくづく思う。
わたしはコロナ中、3回目のO1ビザの更新があり、(アメリカで働く美容師さんやヘアメイクさんはこのビザが必要です)無事にとれたのだけど、
じゃぁ取れなかった人とわたしの何が違うのかって言われたら、運です!と答えるしかない。
わたしがビザを取ってこっちにきてから3年半ちょっと、待てど待てどだれもビザが取れなかった。途中1年弱、わたし1人で働いていて、掃除して、発注して、予約電話とって、レジ金数えて、そして予約は毎日フルブック。全部ひとりでやっていた。
でも仕方ない。誰のせいでもない。
ビザを取ったからわかる。本当にプロセスが多くて大変で、毎度のことながらビザの更新前なんか頭がパンクして、精神コントロールができない。これが取れなかったら日本に帰らなきゃいけないかも...っていう焦りをどこにやることもできず、やらなければいけない莫大の資料作りに毎日おわれる。
わたしは運良く毎度報われているけれど、頑張ってても、アメリカに提出できる経歴が充分にあってもビザは取れない人もいる。これが現実な気がします。
働きたい人はたくさんいるのにスタッフが足りないという状況、そして起きたコロナ。ただ、これはむしろラッキーなのだと思うのが、ちょうどサロンのリースが切れるタイミングが来ました。そしてリースを更新しない、という判断をしたということです。
まぁ私ひとりでもいるんだから、リースを更新しちゃえば、、!と思う人もいるのかもしれないけれど、私今本当に予約がひまで。なによりコロナが終わったら復活するであろうメイクの仕事の方に力を入れたく、メラメラしている最中なので
ヘアサロン、わたしが引き受けます!なんていえません。
3年半、頑張ったので寂しい気持ちはもちろんありますが。
だけどニューヨークってこーゆう街なんだよなとおもうのです。
友人が、NYでハイブランドの販売員をやっていました。引き抜きも多い世界らしく、職場のみんな、とっても仲良しなのに、仕事的にいいオファーが来たら、迷わず辞めるらしいのです。
今ここで自分が抜けたら、みんなに迷惑がかかる、、なんてなりません。むしろ同僚も絶対にオファーを受けるべき!と背中を押してくれるそう。
自分の人生のチャンスは必ず掴むし、人のことは気にしない!まずは自分!
自分が犠牲になる街ではないようです。
とは言え私は根っからの日本人。絶対にやりたいことはやりたいので次のステップに進むけど、残った期間やれることはしっかりやります☺︎ サロンもまた落ち着いたらきっと、私ではない違うメンバーで復活を遂げるとおもいます。
這い上がる街だからね!
それでは~~