キックボクシングジム開業、経営!契約トラブル悪徳滞納者への法的手続き
キックボクシングジム、その他のスポーツジム、フィットネス業界だけに
限らず、英会話スクールなど月会費で継続して金銭を頂くビジネスには
残高不足などからお支払い頂けずにそのまま音信不通になってしまう
会員様や契約の際にご説明させて頂いた内容でも聞いていないなど
馬鹿みたいな理屈を口にして支払わない会員様もいることがあります。
そのような方に対して多くのスポーツジムなど月会費で頂くビジネスの
方は頂いている住所や会社へ郵便を送ってみたり、電話、メールで
お支払いを促したりするだけかと思います。
英会話スクールなどは分かりませんが、スポーツジムは月会費も1万円程度
滞納金額もそこまで高額になることは少ないです。
契約ごとは民事となりまして、警察に相談してもこうしたら良いのでは
ないですかくらいのアドバイス程度で被害届の受理などはしてくれません。
そこで法的手続きですが、弁護士先生に頼むには被害額が少なくて
弁護士費用の方が高くついてしまうことが多いです。
大体の方には法的手続き(調停、訴訟、督促など)はほとんど馴染みがなく
手続きの仕方も分からないために、スポーツジムの経営者もそこで
諦めがちです。結局のところ、泣き寝入りするというジムを多く見て来ました。
私は悪徳滞納者や馬鹿を許すわけには行かずに自ら調べて法的手続きに
出ました。大体、裁判所に書いてある書類を用意して切手、収入印紙を
貼って送るだけです。被告のこの行為は刑法何条の何か条にあたり~~~
なんて難しい文章ではないです。
支払督促の場合は以下のような文章で大丈夫でした。
被告は2021年1月1日に当ジムと契約を結んだ。
月会費は登録した口座から毎月15日に自動で引き落としされる。
しかし、残高不足により2021年1月15日の月会費が残高不足により
引き落としが出来ていない。よって、被告は2021年1月月会費と
申立手続き費用(収入印紙や切手代など)を支払え。
もし、文章が間違っていても裁判所の担当者書記官の方から連絡が来て
電話だけで直してくれる場合もあれば、書記官のアドバイスに従い
訴状訂正申立書というものを書き直して送れば良いだけです。
支払督促は証拠の提出などは必要なく、直接裁判所に行かなくても
大丈夫な法的手続きですので、大変オススメです。
私の場合には5名に対して支払い督促を行い、2名は未納分を即支払い、
1名は支払い予定、1名は仮執行宣言という状態でここから更に
異議申し立てのない期間が続けば仮執行、強制執行という流れなのかと
思います。強制執行となれば給与の差し押さえや銀行口座の差し押さえが
できます。※詳しくはまだ分かりません。
1名は異議申し立てを行っているので、しばらくして裁判所から連絡が来て
裁判の手数料を納付して通常訴訟という流れかと思います。
五分の三は未納金を徴収できたので悪くない結果だと思います。
少額訴訟の場合にも同じような文章で大丈夫でした。
少額訴訟という通常訴訟と違い、1回の裁判で判決が決まる裁判の
申し立ても同じような文章の書類で大丈夫でした。
少額訴訟は直接裁判所に行かなければなりませんし、
契約書の写し、メールの履歴、通話記録など証拠の提出も
必要となります。
こちらの裁判はあと2週間後くらいにあるので、
結果をまた書かせていただきます。
悪徳滞納と馬鹿に負けない、
契約を踏み倒してのうのうと生きる馬鹿に目に物を見せてやる、
これくらいの強い気持ちでいましょう。
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