奇跡ってきっとあるんだよ

奇跡ってきっとあるんだよ、
思いってきっと届くんだよ。
今日はそんなお話。
どうしても忘れたくない思いをここに残します。

2023.6.21朝。
24時間テレビのチャリティグッズ発売日。
ワタシはソラマチの日テレショップで買うつもりで家を出た。
本当は自転車で行くつもりだったけど、あまりに暑いので電車に乗ることにしたのだった。

乗るはずの電車より一本早い時間に駅に着いたから、空いてるベンチに腰掛けた瞬間、LINEが鳴った。

なんだろう。
その日はなんか変な胸騒ぎがして、LINEを確認せず、なぜか乗るつもりがなかった一本前の発車ベルが鳴ってる電車に飛び乗った。

電車が走り出してLINEを確認する。
一緒に買いに行く約束の友達から、
今日は日テレタワーになにわ男子のパネルが展示されてるみたいと。

いつものワタシなら、まずグッズを買ってから、パネルに向かったと思う。
なのにワタシは、行き先変更を彼女に告げた。

そして待ち合わせして、日テレタワーへ向かう。
到着すると、こちらへどうぞと誘導する方がいて、列に並ばされた。
ざっと50人くらい?
Tシャツの見本もあり、手にとって確認することも出来た。

そして、その会場にはパネルはなく、パネルはどこなんだろう?
買ってから出口にあるとしたら、すごく混むだろうから買うのは後にしようか?
そんな話をして、じゃあ出ようか?となったんだけど、なんかこの時も、今この列を外れたら行けない気がする時思いとどまったのだ。
すると、会場の扉が閉まった。

スタッフの方がでてきて、
「本日カメラが入ります。」と説明。
そっか、発売初日だからなんだな…なんて思っていたら、いきなり前の扉から、なにわちゃんたちが登場した。

え?えーっ😳😳😳
もう何が何だかわからない状況に、その時の話は全く覚えていない。

会えただけで幸せ。
グリーンピースカラーを着た恭平はとてもかっこよくて、コンサートの時とはまた違ったかっこよさ。
これだけで満足😭
そう思っていたら、今からなにわ男子のみなさんが販売をしますとの説明。

あっという間になにわちゃんたちは定位置につきスタートした。
最初の人たちがなにわちゃんの前へ。
しゃべってる。
笑ってる。
会話してる。
頭がパニック。

人間て、ほんとにびっくりすると、
声も出ないし、
涙も出ないし、
感情なくなるんだなと思った。

ただただ冷静にならなきゃ。
何を話したらいいの?
どうしよう。
そんなふうに思いつつ、
でも思った。

こんなことって一生に一度あるかないかのこと。
今このチャンスを逃したら、
ワタシは一生恭平と話すことなんてないかも…
と思った。

コンサートでは何回も恭平に会ってるし、確定ファンサもいろいろもらってる。
どれもうれしかったし大切な思い出だけど、
ワタシが気持ちを伝える術はうちわでしかない。
それに対してありがとうと言ってくれたり、笑顔で返してくれたり。

だからあのうちわの中におさまらない想いを今伝えなきゃ、伝えるんだ、絶対に。
そんな気持ちでその時を待った。

手渡しはランダム。
だから、誰に当たるかわからない。
でも、なんだろう。
絶対的自信がワタシにはあった。

ワタシ、恭平しか無理。
恭平に伝えたい。
恭平からグッズをもらいたい。
でも、きっとワタシは恭平と話せる。
なんなんだろね、根拠のない自信は。

でもね、話せたんだよ。
大好きで大好きでずっと大好きな人と。
これも奇跡でした。

ここからは記憶を辿り、なるべく全部残します。
(もちろん内緒にしておきたいことは胸に秘めておきますが)

大好きな人の前。
胸の高さにぬいをあげたら、
緊張した表情から一気に笑顔に。

ワタシの持っている個性的なぬいちゃん。
見慣れない自分のぬいの姿に恭平は、なに?なに?となっていた。

「これ、恭平くんです。髪型似せて見たの。」

すると、優しい顔をしてぬいを見ながら、

「すごい!俺やん。可愛い」

と言ってくれた。
そしてワタシは言いました。

「あのね、千輝くん37回見たんだよ」

「え?そんなに?」
驚いた表情を見せる恭平だったけど、すぐに笑顔になって、
「めっちゃうれしい。ありがとう」って、
じっと目を見つめたまま答えてくれた。
ほんとにかっこいい😭

1stコンではメンステ2列目とか、
スタンド最前恭平のリフター前とか、
それなりに近い距離にいたけれど、
ここまで近いなんて、はじめてで。
もう顔なんてほんと真ん前で、
背が高いから自分は見上げて話すなんて、
もう好きな気持ちが溢れてしまっているのに、
なかなか好きが言えなくて、この瞬間にできるだけ伝えなければとそればかり考えてた。

だから、千輝くんの映画のシーンについて感想も。
好きなシーンは最初の走るシーン。
猫背な恭平の背中がピンとまっすぐになってかっこよく走るシーン。
その話をしたら、ちょっと恥ずかしそうな顔を一瞬したけど、すぐにあれね☺️とニコニコ。
姿勢まっすぐでかっこよかったと伝えたら、
練習頑張ったと教えてくれてありがとうってまた目を離さずにいてくれるし、
聞き取りにくいときは、いちいち耳を傾けて聞いてくれるので、ほんとに顔が近くなる。
ほんとに普通の男の子だなって思うくらい自然で、優しくて、もう終わりが来て欲しくなった。

メタモルも14回見たことにすごく驚いてたし、喜んでくれたし、チャリティTシャツも最初買う色を決めたけれど、恭平がその日着ていたグリンピースが似合いすぎるから、買い足した話もした。

「恭平くん、めちゃくちゃ似合ってる。大好き」

その時だけは見上げてじっと目を見つめて言ったら、前髪を触りながら一瞬目を外して。

「そうやんな。みんな可愛いもんなー」

と言うのもめちゃくちゃ可愛くて。
可愛いのはTシャツよりもキミだよと心の中で泣いた。

コンサートに行くことも話した。
待ってるよって目を見ながら優しくいってくれて、だいたいトータル3分以上は誰にも邪魔されることなく普通に話してくれた。
恭平は本当にいい意味で普通の男の子で、
敬語だったの一瞬でタメ口で話してくれて。
なんか、ちょっと安心したというか、ますます好きになってしまった。

カード決済は手が震えて何回か失敗し、でもゆっくり待ってくれて。
最後にほんまにありがとうございましたって両手で渡してくれて。
もう終わっちゃうんだなと思ったら、泣きそうだったけど、一生分の思い出をしっかりと受け取り、

「ずっと大好きです」

それが最後に伝えた言葉でした。

後から考えると、
自分の朝の行動が、ひとつでも欠けていたら会えなかった。
だから、やっぱりそれは運とも言うし奇跡でもある。

奇跡は待ってたんだって、
ホントだね。

好き、大好き。
ただその想いだけで、
ずっとずっと彼のことだけを追いかけてきて。
泣いた日もあったし、
くやしかったことも多々あったけど、
生きていればきっといいことあるし、
いつかこんなふうに推しに会えて話せることだってあるかもしれないんだ。

溢れ出してた想いを、
きちんと伝えることができるんだ。
そう思ったら、やはりこれからもブレずに愛していこう。そう思ってる。

そして約ニヶ月経った今。
たまに思い出しては、幸せな気持ちになったり、
好きが溢れて胸が苦しくなる日もあるけれど、
それでも普通の日々を、恭平のヲタクとして生きてる。

たくさんの思い、
たくさんの出来事。
1ミリ足りとも忘れたくなくて。
ここに残しとく。

きっと、こんなこと書くなとか、
見たくない人とかもいるかもしれないし、
炎上することもあるだろうけど、
それでもやっぱり言いたい。

奇跡ってほんとにあるんだよ。


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