対象は幅広く
こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。
このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。
今回は、久しぶりに「さいたまダルクローズ・リトミック研究会」の投稿になります。
9月16日は、「さいたまダルクローズ・リトミック研究会」指導法クラスを行いました。
この日はお二人にそれぞれ1回分のレッスンを実践していただきました。
お一人は小学生3年生対象のリトミックのレッスンでした。
「不等分割」をテーマにレッスンされました。
食べ物の言葉のリズムを使って指導されました。
食べ物というのは、それだけで嬉しいですね。
大人でも嬉しいので、子どもたちはさぞかし嬉しいでしょう。
そういう嬉しいものを探し出すのも大事な仕事です。
さて、不等分割はアクセントが重要です。
それにより、ピアノの弾き方、動きやステップも変わってきます。
もうお一人は、ソルフェージュ、テーマは「ピッチ(音の高低)」でした。
対象は音楽が専門でない大人の方で、趣味で楽器のサークルに入っていらっしゃる方々だそうです。
小さい子ども対象ですと、子どもが理解できるような身近な事象を使って内容を考える必要がありますが、大人対象の場合、そういう必要はありません。
ストレートにやるべきことを進める、という感じになります。
ソルフェージュのレッスンは声を使うことが中心になります。
この日の活動にもあった声の響きを味わうような活動は大変良いと思います。
二人で声を同時に出すと、不協音程であっても美しい響きが生まれます。
ピアノで同じ2音を弾くのと全く異なり、溶け合う美しさが声にはあります。
生徒役の皆さんからは、「出した声の響きをよく聴くために、すごく集中した」との感想がありました。
「聴く」ことはとても大事です。
また、ダルクローズ・ソルフェージュの特徴である「身体を使うこと」は、子どもであっても大人であっても重要です。
ダルクローズレッスンの対象は子どもから大人まで、幅広いですね。
鈴木顕子
〈指導法クラス 今後の予定〉
10/21(月)
11/11(月)
12/2(月)
お問い合わせ先は、こちらに載せてあります。
↓
https://note.com/akikosuzuki0417/m/m8471911bf071