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仕事と家庭、どっちが大事なの?~妻が夫に言われた話~

私が夫に言われた言葉。
もう4~5年前のことだけど、苦い記憶。
答えがあるわけではないし、答えを出すこともないけど、この後ろめたさはなんだろう。

末っ子が小学生になった時、私たち夫婦は保育園お迎えから解放された。

それまでは「保育園お迎えに行く人」=「夜の家事育児やる人」になっていたので、お迎え以降は自動的に家モード。
だが、全員が小学生(小5・小3・小1)になって「お迎えに行く人」が不在になり、同時に「夜の家事育児やる人」が曖昧になった。

ちょうどその時、私が担当していた仕事は残業も多くて大変だったけどすごく楽しくて。コロナ禍で在宅ワークも増えて、18時頃になってもダイニングで仕事し続ける私。(夫の仕事部屋はあるけど、当時は私の仕事部屋がなかった。)
夫も在宅ワークが多かったので「きっと夕飯準備をやってくれるだろう」と勝手に期待する。期待通り、夫は18時過ぎにキッチンで夕飯準備を始める。「もうちょっとで終わる」「あとちょっと」と言いながら仕事に没頭してしまう私。

そんなことが何回もあったのだろう。
ある時「仕事と家庭、どっちが大事なの?」と聞かれた。
パソコンのキーボードをカチカチ叩きながら「・・・どっちも大事だけどな」と答える私。夫は「仕事より家庭」だとはっきり言った。


第一子を出産してから育休・時短しながらの働き方に大きな制約があったのは私。子どもが大きくなってきて、やっと仕事できる時間も増えたし、夫が家にいるなら「今日、ちょっと飲んでいくことになったから」とも言ってみたい。
そんなことを勝手に思っていただけなので、「仕事できる時間が増えて嬉しい」という率直な気持ちを夫に伝えておくことも必要だったのかもしれない。
・・・と今は思う。

そんな経験からも、パートナー間では「仕事に対する想い」や「働き方や家事育児に対する考え方」も共有し合うことをおススメしたい。
保育園時代までは「どちらが何をする」という”手段”や”分担”の話がメインになりがちだったが、幼児期から児童期への移行フェーズ、手がかからなくなってきた時にこそ、そういう”想い”を共有しておくことも大切だと感じたできごとだった。

● お迎えがなくなるタイミング、働き方が変わるタイミングは、朝夜の分担を曖昧にせず再度話し合う。
● どういう働き方をしたいのか、家事は最低限このラインまでやりたい等、それぞれが考えていることを共有する。

仕事も家庭もどっちも大事!!
仕事が楽しかったり忙しかったりで没頭してしまうと、日々の家事育児の優先順位は下がってしまう。今も日々葛藤しながら過ごしていますが、そんなワーキングマザーがいてもいいかなと思えるようになりました。
仕事も家のことも自分らしくがんばりたい!!というママパパを応援します。

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