いよいよ「五島列島リモートワーク実証実験」が始まる #bigoto2019
Business Insider Japanさんが企画運営されている「五島列島リモートワーク実証実験」に参加します!
リモートワーク自体はGW明けからスタートするのだが、事前準備はすでに始まっていて、2回ほど事前ミーティングも行われた。
初回の様子はこちら。
いままでの動きの中で感じたことを思うままに書きたい。
参加者をケアしつつも、自立性に任せるスタンス
今回の実証実験は、1カ月間の間、参加者50名以上がそれぞれ任意の日程で五島列島に出入りする。それらを把握するだけでも大変だと思うが、宿泊場所を含めた生活面のケア、移動面のサポート、参加者を7つのグループに分けてのコミュニケーション促進など、丁寧に進めてくださっていると感じている。非常にありがたい。
私が良いなあと思ったのは、参加者の面倒を見すぎるわけでもなく、あれこれと押し付けがあるわけでもなく、非常に心地よい距離感だと感じられている点だ。
それは、今回のプロジェクトのコミュニケーション設計の前提がしっかりしていることにあると思う。
初回のミーティングで、「参加者が各々五島列島でガチで仕事をすることが前提」であることが強調された。この前提が、仮に少々荒い何かがあったとしても解決するのは私たちひとりひとりだよね、とか、だからこそケアし合えることがありがたいといった受け取り方につながり、運営側と参加者側もそうであるし、グループ活動における参加者同士のコミュニケーションにおいても心地よい距離感を生み出しているのではないかと感じている。
プロジェクト巻き込み力
ざっと書いただけでもこれらの皆さんが支援してくださっている。
・五島市役所の方々が全体サポート
・地元の皆さまとの交流機会
・参加者同士のグループワーク
・『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』著者の山口周さん、一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート代表理事の荻野淳也さんによるワークショップ企画
・コミュニケーション支援としてSlackさんが有償アカウントを提供
・リモート環境の支援としてロジクールさんが協賛
・情報発信ツールとしてnoteさんがサポート
これだけの皆さんを巻き込んで、プロジェクト推進されている運営の皆さんには頭が上がらない。
<have to>に対する価値観の変化を味わいたい
前回の事前MTGでは、「東京のワークスタイルに関する不満や課題について」というテーマが設定され、グループごとに発表プレゼンを行った。その前にグループで意見をまとめる必要があったのだが、すべてSlackで。そして、実際に初めて顔を合わせたのがMTG当日だったのがこのプロジェクトっぽい良いところ。
私のグループは、すでにリモートワークで働いている、かつ、東京以外で働いている方が多かったこともあり(それぞれにユニークな皆さんと出会えて嬉しい!)、東京に限らず、いろいろな「こうでなければいけない」に縛られているよねという議論になった。
それらを以下のように3つにまとめた。
ワークスタイルの<have to>に関する不満や課題
・ビジネスモデル・法律を守らなければいけない
・通勤しなければいけない
・情報に追いつかなければいけない
五島列島でガチで仕事をすることで、これらにどのような価値観の変化が起きるか、じっくりと味わってみたい。
ワクワクがトマラナイ!
▼リモートワーク実験の概要